バンド「ラッコタワー」がカフェ兼スタジオ 伊勢崎市文化会館で3月から

2022年1月18日 07時52分

営業者に決まったアイロックスの塩崎社長(右)と細谷役員=伊勢崎市で

 伊勢崎市は、同市出身者らでつくる五人組ロックバンド「LACCO TOWER(ラッコタワー)」が運営する音楽関連会社「IROCKS(アイロックス)」(伊勢崎市)が、市文化会館(昭和町)内レストランスペースの営業者に決まったと発表した。カフェのほか、生演奏やオンライン配信スタジオなど多目的に利用する予定で、音楽ファンの新たな「聖地」になりそうだ。(石井宏昌)
 同館一階で三月に営業開始予定。「心が落ち着く基地のような場所に」との思いを込め「IROCKS BASE(アイロックス・ベース)」と名付けた。コーヒーやジュース類、持ち帰り用の弁当などを提供し、アコースティックライブや配信イベントにも活用する。音楽ファンに来館してもらうことで同館の活性化につなげる。
 ラッコタワーはベースの塩崎啓示さん(40)、キーボードの真一ジェット(細谷真一)さん(40)ら三人が同市出身。二〇〇二年に結成し、一四年にメジャーデビュー。高崎市でロックフェス「I ROCKS」を開くなど県内を拠点に活動してきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で二〇年はフェス延期を余儀なくされ、二一年に同館を会場に伊勢崎で初開催した。
 同社役員でもある細谷さんは「フェスが開けず困っていたのを助けてくれたのが伊勢崎。ここに自分たちの『ベース』をつくりたいと思っていた」。社長の塩崎さんは「家のようにくつろげ、心安まる場所にしたい」と話す。細谷さんの実家の和菓子店の菓子も提供する予定だ。
 レストランスペースは昨年三月に閉店し、伊勢崎市が同年六月に営業者を公募。市選定委員会で選考した。
 臂泰雄市長は「文化会館が活性化することで、音楽や芸術文化に携わる人たちの力になると思う」と期待した。

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