<新型コロナ>検査パッケージの停止方針に埼玉・大野知事疑問「どう経済活動を進めていくのか」

2022年1月19日 07時36分
大野知事

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 新型コロナウイルスワクチンの接種証明や陰性証明を活用し、行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ制度」を停止する政府の方針について、大野元裕知事は十八日の定例会見で「どのように経済活動を進めていくのか国に聞きたい」と疑問を呈し、制度の維持を求めた。岸田文雄首相は同日夜、停止を原則としつつ知事の判断で制度の活用を可能とする考えを示した。
 制度はワクチンの二回接種や検査陰性の証明を活用し、飲食店の利用人数などの制限を緩和する仕組み。ただ、二回接種後も感染する事例が相次いでおり、政府は十九日にも開く基本的対処方針分科会に見直しを諮る見通し。
 県は二十一日にも適用される「まん延防止等重点措置」下でも、感染防止に取り組む認証店のうち制度に登録した店は人数や営業時間、酒類提供の制限を緩和する方向で調整。政府には制度を維持するよう書面で要望もしていた。
 大野知事は「(制度は)現時点では経済との両立を図るための最大の手段。しっかりと感染対策をした店を利用できるのが、事業者にも県民にも正しいと思っている」と強調した。(近藤統義)

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