<新型コロナ>感染拡大で茨城県の指標「ステージ2」に 新たな行動制限は求めず

2022年1月19日 07時41分
茨城県庁

茨城県庁

 茨城県は十八日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染状況を示す県独自の指標を下から二番目の「ステージ2」に引き上げた。県民に新たな行動制限は求めないものの、県庁で記者会見した吉添裕明保健福祉部長は「これまで以上に警戒のレベルを引き上げ、改めてマスク着用や手洗いなど基本的な感染対策の徹底をしてもらいたい」と呼び掛けた。(長崎高大)
 ステージ2になるのは昨年十月六日以来、約三カ月ぶり。十七日現在、指標の基準となる四項目のうち「一日当たりの新規陽性者数」(二〇三・四人)と「そのうち濃厚接触者以外の数」(七六・七人)がステージ4相当に達しているが、医療の逼迫(ひっぱく)状況を示す「病床稼働数」は2に、「重症病床稼働数」は1に抑えられているため総合的にステージ2と判断した。
 県民への行動制限は、大井川和彦知事が七日の記者会見で呼び掛けた「まん延防止等重点措置の対象区域への往来自粛」と「ワクチン接種や検査での陰性が確認できない場合、飲食店舗内の同一テーブルでの会食を四人以内に制限」の二点以上は求めない。
 県の指標は低い順にステージ1〜4の四段階で、県は重点措置区域への指定を国に要請する目安をステージ3としている。今後さらに感染が拡大し、病床稼働数などが増えれば、ステージ3への引き上げや国への要請を検討する。
 また、新規感染者の増加に伴い保健所の体制が逼迫してきたとして、今後は新規感染者の濃厚接触者を特定する範囲を原則として同居家族に限定することも発表。職場や学校などでは、濃厚接触者の特定は事実上できなくなるという。

関連キーワード


おすすめ情報