失敗を乗り越えた秘けつは…五輪フェンシング金の山田優選手ら 千葉・匝瑳の小学校で出前授業

2022年1月20日 07時10分

山田優選手に体の運び方を教わる子どもたち

 昨夏の東京五輪で、フェンシングの男子エペ団体に出場し、金メダルを獲得した山田優選手(27)が、匝瑳市野田小学校の体育館で、四〜六年生の児童九十五人と交流し、親睦を深めた。「何度も失敗してきたけど、相談する人がいたから乗り越えられた」と自らの体験を語った。
 県と日本フェンシング協会の協定に基づき、ロンドン、リオデジャネイロ五輪に出場した西岡詩穂さん(32)らとともに十八日、同校を訪れた。
 西岡さんとスポーツDJのケチャップこと藤本佳則さん(47)が、クイズで競技の基礎知識を教えた後、山田選手が登場し、子ども時の思い出などを振り返るとともに、試合での体の運び方を実演するなどした。

村上仁紀選手(右)と浅海聖哉選手の熱戦を見学する子どもたち=いずれも匝瑳市で

 試合のデモンストレーションもあり、ともに全国大会や国際大会での入賞実績を持つ村上仁紀(さとき)選手(30)と浅海聖哉選手(19)が繰り出す迅速な剣さばきに拍手と歓声が沸いた。失敗経験について、児童に尋ねられた山田選手は「一人では立ち直れないが、友人、家族ら相談できる人を作ることが大切」と答えていた。
 協定は、東京五輪で千葉市美浜区の幕張メッセがフェンシング会場として使われたため、競技人口を増やすなどの目的で二〇一八年に結ばれた。協会所属の選手らが県内の学校に赴き、出前授業をする試みが続けられている。(堀場達)

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