2年前、コロナ禍で中止に 喜劇「有頂天作家」 2月に上演

2022年1月20日 07時47分

2年越しの上演に意気込みを語った渡辺えり(右)とキムラ緑子=東京都中央区で

 渡辺えり(67)、キムラ緑子(60)による喜劇「有頂天シリーズ」の第四弾「有頂天作家」(作・演出=斎藤雅文)が、二月一〜十五日に東京・新橋演舞場で上演される。二〇二〇年春の上演予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大で中止になり、約二年の時を経ての実現となる。 (山岸利行)
 一九一〇(明治四十三)年の東京を舞台に、手紙の代筆業を営む奈津(キムラ)と、親友の元芸者・小菊(渡辺えり)の友情、流行作家(渡辺徹)を巻き込んだ三角関係を描く。杉村春子に書き下ろされた「恋ぶみ屋一葉」(一九九二年初演)が歌あり、踊りありの悲喜劇としてよみがえる。
 「二年前、死ぬ気で稽古をした。作品は上演されて生命を吹き込まれる。(上演は)うれしい」と喜ぶのは渡辺えり。「コロナ禍で命を張って(芝居を)六本やった。コロナ禍で得たものをすべて出したい」と意気込む。
 キムラは「(二年間)寝かせるのはすごい作業。この芝居は深いところにいくと思う。えりさんと丁々発止でやらせてもらう。楽しんでもらえたら」と抱負。斎藤は「密度の濃い会話劇。笑って泣ける作品」とPRした。
 ほかに大和田美帆、影山拓也、宇梶剛士らが出演。チケットホン松竹=(電)0570・000489。

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