温暖化対策に後ろ向きな国への「化石賞」 首相、受賞に開き直り?「延べ20カ国以上が…」

2022年1月20日 18時41分
参院本会議で立憲民主党の水岡俊一氏(手前)の代表質問を聞く岸田首相(右)

参院本会議で立憲民主党の水岡俊一氏(手前)の代表質問を聞く岸田首相(右)

 岸田文雄首相は20日の参院本会議の各党代表質問で、世界の環境保護団体で組織する「気候行動ネットワーク」から温暖化対策に後ろ向きな国として「化石賞」を贈られたことに関し「主催国の英国が4回受賞するなど、延べ20カ国以上が受賞している」と、開き直るような答弁をした。
 立憲民主党の水岡俊一氏は、昨年11月の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、石炭火力発電を段階的に廃止する40カ国以上の声明に日本が加わらず、首相が火力発電の活用を続ける方針を示したことで「不名誉な賞を受賞した」と指摘。首相の責任をただした。
 首相は「民間団体の活動の一つ。政府としてコメントは控える」と自らの責任に言及なかった。その上で「COP26では5年間で100億ドルという国際的な支援への高い評価と歓迎が示され、存在感を示せた」と主張した。(我那覇圭)

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