外食=悪じゃない 飲食店、対策アピール

2022年1月21日 08時09分

1月に入り予約のキャンセルが相次ぐ飲食店の広間=東京都内で

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、城南信用金庫(東京都品川区)と東京新聞が実施した飲食店の緊急調査で、店側から「感染対策はきちんとしている。安心して、おいしい料理を楽しんで」(東京都大田区の居酒屋)との声が多く寄せられた。
 「感染予防を徹底しているのに、『外食が悪い』という風潮を感じる」(横浜市のお好み焼き店)との訴えや、「無理に『食べに来て』とも言えない」(品川区の中華料理店)というジレンマもある。
 品川区大井の割烹(かっぽう)・とんかつ「ひろせ」の5代目、広瀬慶人(よしと)さん(41)は「消毒や換気の徹底、アクリル板の設置など、考えられる限りの対策を講じている」と語る。それでも、1月に20件以上あった予約はほぼすべてキャンセルになった。「少しずつ客足が戻り、ようやく仕事ができると思ったのに。ああ、やっぱりコロナ禍はまだ終わっていないんだ、って」
 21日からの時短営業に対し「お酒を出せるのは重要。営業が午後9時までなら、当店はあまり影響がなさそう。今は9時以降に来店する方がほとんどいませんから」と説明。ただ、再び飲食店に自粛を求めることで、またもや外食への消費マインドが冷え込んでしまうと懸念する。
 「テークアウトのメニューを追加し、顧客のお役に立ちたい」と広瀬さん。今回の調査でも、テークアウトの販売支援を求める声が出ている。

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