中央大生が御朱印帳を制作 檜原の大嶽神社で販売 オオカミ信仰モチーフ

2022年1月22日 07時16分

御朱印帳を作った(左から)一條さん、池田さん、深津さん

 檜原村の大嶽(おおだけ)神社に伝わるオオカミ信仰をモチーフにした御朱印帳を中央大学商学部の学生三人が制作した。同神社で販売されている。学生たちは「御朱印帳を手に、村の歴史に触れてほしい」と話している。(布施谷航)
 制作したのは、いずれも三年の一條光希さん(21)、池田恵都(けいと)さん(21)、深津和真さん(21)。一昨年から村の地域活性化をテーマに研究。全国的に御朱印ブームが続く中、村内で御朱印帳を置く神社が少ないことに注目し、大嶽神社と協力して制作に取り組んできた。
 同神社には、道に迷った日本武尊(やまとたけるのみこと)をオオカミが先導したという伝承があり、境内のこま犬はオオカミの姿がかたどられている。御朱印帳は、こま犬をモチーフにしたキャラクターをふんだんに配置し、神社の特徴を表すデザインとした。

制作された御朱印帳=いずれも中央大提供

 昨夏にクラウドファンディングで制作費を募ったところ、わずか三日で目標の十四万円を達成。池田さんは「予想以上に反響があった」と手応えを語る。
 村郷土資料館には、明治時代のニホンオオカミの骨の一部が展示されていることから、一條さんは「村の歴史に触れてもらえる御朱印帳になったのではないか」と話した。深津さんも「神社は有名な観光スポットではないが、訪れてみると魅力を感じられる」と、御朱印帳をきっかけに来訪者が増えることを期待する。
 御朱印帳は千七百円で、境内で販売している。

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