防衛交流拡大、日中で一致 防衛相会談

2019年6月2日 02時00分
 【シンガポール=共同】岩屋毅防衛相は一日、中国の魏鳳和(ぎほうわ)国務委員兼国防相と訪問先のシンガポールで会談し、双方の防衛交流を拡大させる方針で一致した。防衛当局幹部間によるホットラインの早期開設に向けた調整も加速させる。ホットラインは昨年六月に始まった相互通報体制「海空連絡メカニズム」に基づくもので、自衛隊と中国軍が偶発的に衝突する事態を回避するのが狙いだ。年内の岩屋氏訪中実現でも合意した。
 会談で岩屋氏は、中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海侵入や、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の情勢に対し懸念を伝達。北朝鮮の非核化へ両国が連携を強化する必要性も強調した。
 今年四月に約七年半ぶりに実現した海上自衛隊艦艇の訪中を受け、中国海軍艦艇の日本寄港を進める方針も確認した。

関連キーワード

PR情報

政治の新着

記事一覧