ワクチン追加接種で入院リスク90%減 オミクロン株にも有効と米疾病対策センター<新型コロナ>

2022年1月22日 21時32分
 【ワシントン=吉田通夫】米疾病対策センター(CDC)は21日、米製薬大手ファイザーとモデルナの新型コロナウイルスワクチンの追加接種が、「オミクロン株」による入院のリスクを90%引き下げたとする調査結果を発表した。新規感染者が激増し、医療機関の逼迫が懸念される中、対象者に早期の追加接種を呼び掛けている。
 CDCは、10州の診療所や病院などから集めた昨年8月26日から今年1月5日までのデータを分析。3回目のワクチンを接種した人は、デルタ株が優勢だった昨年12月中旬までで入院のリスクが94%下がったと推計した。オミクロン株が主流になった同12月下旬以降も90%下がり、2回目接種から半年以上たった人の57%に比べて大きな効果が確認された。
 CDCは21日、別の調査結果も公表。昨年12月の新規感染者のうち、ワクチンの追加接種を終えていた人は未接種者の8分の1程度だったという。
 米国では規定回数のワクチン接種を終えた人は対象者の67.3%で、このうち追加接種を終えたのは39.5%にとどまる。バイデン米大統領は追加接種を呼び掛けている。

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