早春告げる若草山焼き

2022年1月22日 22時44分
 古都奈良に早春を告げる伝統行事「若草山焼き」が22日夜、奈良市の若草山であり、冬の夜空を真っ赤に染めた。午後6時すぎ、花火が上がり、ほら貝やラッパを合図に消防団員約300人が一斉に枯れ草に点火。約33ヘクタールの山肌が炎に包まれ、圧巻の光景が広がった。
 起源は諸説あるが、山頂にある鶯塚(うぐいすづか)古墳の霊魂を鎮めるために山を焼いたのが始まりとされる。今年は新型コロナウイルス感染対策のため、奈良公園周辺での観覧は事前登録制とし、約9300人(実行委発表)が見入った。

早春の古都を赤く染める「若草山焼き」。手前は興福寺の五重塔(多重露光)=2022年1月22日、奈良市で(松田雄亮撮影)


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