<各駅停車>通学路の安全

2022年1月23日 07時17分
 「旗振り当番」という言葉をご存じだろうか。恥ずかしながら、自分がその役を担うまで知らなかった。小学生の保護者が日替わりで、子どもの登校に合わせて通学路に立ち、黄色い旗を持って交通安全を見守るというもの。調べてみると、地域によってはない地区もあるなど違いもあるようだ。
 娘が通う学校で、この当番がある。これまで二回経験しただけだが、もう音を上げている。運が悪いのか、担当の日は大雨だったり、最低気温が零度だったり。立っているのは二十分ほどだが朝からつらい。
 ただ、子どもの安全を考えれば重要な役だ。昨年、千葉県八街(やちまた)市で小学生が死傷した事故を受け、実施された通学路の緊急点検で危険箇所は全国で七万二千カ所に上ったという。安全と言い難い通学路に目を光らせてくれている旗振り当番はじめ、交通指導員やボランティアの方々。自分が立ってみて、あらためてその人たちへの感謝が強くなった。(寺本康弘)

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