「生きる本質」問う 昭和のアート作品 伊東・池田20世紀美術館

2022年1月23日 07時18分

昭和に活躍した日本人作家の作品が並ぶ会場=伊東市の池田20世紀美術館で

 伊東市の池田20世紀美術館で、所蔵名品展「昭和を駆け抜けた日本人作家たち」が開かれている。三月二十九日まで。
 千四百点を超える同館のコレクションの中には、昭和に活躍した日本人作家の作品も多く、今回は約三十人の計約四十点を展示。同館で企画展を開いたことのある作家が多く、初公開作品も含まれている。
 地獄絵で知られる洋画家福沢一郎さん(一八九八〜一九九二年)は、大作「悪魔の矢」シリーズを紹介。「虹のアーティスト」として国際的な評価も高い靉嘔(あいおう)さんや、女性像を描く栗原一郎さん(一九三九〜二〇二〇年)の作品も目を引く。栗原さんの作品では、数年前に同館に寄贈されたデッサンのうち三点を初めて公開した。
 絵画の他、一九六四年の東京五輪など昭和を代表するポスターも展示している。同館の伊藤康伸館長は「昭和という良くも悪くも勢いのあった激動の時代に、作家たちがどのような影響を受けたのか知りたかった。生きる本質とは何かを問い掛けている」と話す。
 開館は午前九時〜午後五時。水曜休館(二月二十三日は開館)。(山中正義)

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