同日選? 臆測呼ぶトランプ氏のつぶやき

2019年5月28日 02時00分
 来日中のトランプ米大統領がツイッターに書き込んだ文章が二十七日、与野党で話題を呼んだ。日米貿易交渉の成果を巡り「七月の選挙まで待つ」の「選挙」に英語で複数形を指す「S」が付いていたためだ。「安倍晋三首相から衆参同日選を耳打ちされたのでは」との反応や、米連邦議会選挙の一般的表現だとの冷静な声が飛び交った。
 与野党には、夏の参院選に合わせた同日選の見方がくすぶっている。首相の真意を測れない中、トランプ氏が二十六日に投稿。既に両首脳がゴルフ場で合流した後だった。共産党の小池晃書記局長はすぐ「いつから衆院解散が米大統領の専権事項になったのか」とツイッターで反応した。「同日選だと確信した」と語る与党幹部もいた。
 ただ、西村康稔官房副長官は二十七日の日米首脳会談後のブリーフでツイッターに関し「選挙区が複数あり、選ばれる数も多いという意味で、参院選を念頭に置いて書かれたと想像する」と解説。自民党役員会でも幹部が同じ説明をし、臆測を打ち消した。
 党幹部は「両首脳の関係が良いといっても、解散時期までは伝えない。何でも解散につなげないで」と一笑に付した。公明党の斉藤鉄夫幹事長も記者団に「同日選とはうがち過ぎ。七月に参院選が行われるのは一般的な認識だ」と受け流した。

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