「解決に一緒に取り組む」拉致問題 トランプ氏、被害者家族と面会

2019年5月28日 02時00分

トランプ米大統領と面会する横田めぐみさんの母早紀江さん(手前左から3人目)ら拉致被害者家族=27日、東京・元赤坂の迎賓館で(AP・共同)

 トランプ米大統領は二十七日、東京・元赤坂の迎賓館で、北朝鮮による拉致被害者の家族と約四十分間、面会した。「拉致問題はいつも私の頭の中にある。ぜひ解決したい。皆さんの家族を帰国させるよう安倍晋三首相と一緒に取り組む」と拉致問題の進展に協力する考えを表明した。
 面会は二〇一七年十一月以来二回目で、拉致被害者の写真を持った家族十五人が出席。首相も同席した。
 横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(83)は「本気で拉致問題を考えていただき、私たちはトランプ大統領を本当に信頼している」とトランプ氏に伝えた。田口八重子さん=失踪当時(22)=の長男飯塚耕一郎さん(42)は「四十一年間拉致されたままの状態を打破してほしい」と両首脳に訴えた。
 首相はトランプ氏との共同記者会見で「条件を付けずに北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会い、率直に虚心坦懐(きょしんたんかい)に話をしたい」と会談に意欲を強調。「大統領からも『あらゆる支援を惜しまない』との力強い支持をいただいた」と述べ、トランプ氏の協力を得て問題解決に取り組む姿勢を示した。 (山口哲人)

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