<新型コロナ>若年層で症状軽く、リスク低いなら…自分で検査し自宅療養開始、容認へ 運用は自治体が判断

2022年1月24日 23時25分
新型コロナウイルスのオミクロン株(国立感染症研究所提供)

新型コロナウイルスのオミクロン株(国立感染症研究所提供)

 後藤茂之厚生労働相は24日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」急拡大を受け、若年層で症状が軽く、重症化リスクが低い感染者は、医療機関を受診しなくても自宅療養の開始を認める方針を発表した。自身でウイルス検査を行い、結果を行政側に連絡する。患者急増により外来医療の逼迫が想定される地域が対象で、40歳未満で基礎疾患がなく、ワクチン2回接種済みの人らを想定している。実際に運用するかどうかは自治体が判断する。
 新型コロナでは「医療機関の受診」が原則だったが、オミクロン株の特性に合わせた方針転換。医療機関や保健所の負担を軽減するのが狙いだ。検査結果の報告は医師がおり、自宅療養者の健康観察を担う自治体の健康フォローアップセンターなどが受ける。検査キットの確保や、自宅療養者の症状悪化を迅速に把握し、入院などができる体制を整えられるかが課題となる。
 新たな方針は、保健所業務などが過大となっている自治体の声や、政府の基本的対処方針分科会の尾身茂会長ら専門家有志の提言を踏まえた。重症化リスクが低い人が受診を希望した場合について、厚労省の担当者は「(受診を)妨げない」とした。(共同)

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