抗原検査キット不足に首相「目詰まり生じている」 増産で対応する考え<新型コロナ>

2022年1月25日 20時24分
衆院予算委で答弁のため挙手する岸田首相=25日

衆院予算委で答弁のため挙手する岸田首相=25日

 岸田文雄首相は25日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染の有無を調べる抗原検査キットの不足について「(医療機関などへの流通で)目詰まりが生じている」と認め、増産などで対処する考えを表明した。野党は、濃厚接触者の待機期間短縮を求めるなど、政府のコロナ対策を追及した。
 立憲民主党の山井和則氏は、首相が検査キット460万回分を確保済みと説明したことを取り上げ「備蓄があっても、目の前で検査を受けられなければ意味がない」と批判。首相は流通の問題を認めた上で「増産を在庫に加えることで、少なくとも総量で足りなくなることがないよう努力していきたい」と語った。
 山井氏は、濃厚接触者の待機期間が14日から10日に短縮されても、感染者の1週間より長いと指摘。子育て家庭で子どもが感染した場合、親が長期間働けないケースが生じるとして「さらに短縮すべきだ」と求めた。首相は「科学的見地に基づき期間短縮を検討していくことが大事だ」と話した。
 18歳以下の子どもへの10万円相当給付が、昨年9月以降に離婚したひとり親に届かない場合がある問題に関しては、立民の城井崇氏が「国の責任で給付するか」とただした。山際大志郎経済再生担当相は「全額国費で給付する」と明言した。(村上一樹)

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