<新型コロナ>千葉県が「みなし陽性者」導入 医師判断で、検査せずに症状から陽性判定 自主療養も可能に

2022年1月27日 19時45分
千葉県庁

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 千葉県の熊谷俊人知事は27日の定例会見で、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者について、医療機関で検査せずに症状などから陽性とする「みなし陽性者」の判断を県内で適用するなどオミクロン株流行を受けた今後の対応を示した。(中谷秀樹)
 みなし陽性者は政府の新方針に基づき採り入れる。熊谷知事は「外来診療の状況として、県内でも電話がつながりにくい、検査の予約が取れない状況が生じている」と説明。「県でも感染者の同居家族などの濃厚接触者が有症状の場合には、医師の判断で検査をせず臨床症状で診断することを可能とする」と述べ、27日付で保健所など県内関係機関に通知した。
 県によると、みなし陽性者は県内の新規感染者に計上される。政府の新方針では、医師の診断と確定検査なしで抗原検査キットなどで感染を自己確認して療養に入る「自主療養」も可能とされ、神奈川県は28日から選択制で導入する。熊谷知事は「どのように検査して結果を連絡していただくか。現在検討を進めている」と話した。

◆病床確保体制を「フェーズ2B」に 232床増の1696床確保

 また、27日付で病床確保体制を「フェーズ2B」に上げて232床増の1696床を確保する。県事業の県民対象の無料コロナ検査は、抗原検査キットが全国的に品薄のためPCR検査主体とする。保健所の負担軽減のため、感染者への連絡は①40歳未満②基礎疾患等なし③ワクチン2回接種済み―の全てに当てはまる人は、電話でなく原則ショートメッセージサービス(SMS)とする。
 また、県はコロナワクチンの3回目追加接種の県営集団接種会場をJR津田沼駅前の複合商業施設「モリシア津田沼」(習志野市谷津)に設置する。2月7日に予約開始し、15日からモデルナ製ワクチンを使用して1日500人予定で接種開始すると発表した。

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