高円宮賜杯全日本学童の大会中止が決定 全日本少年、全日本中学女子も

2020年4月17日 02時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大と、収束の見通しが立たない現状を受け、学童野球の全国一を決める「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」(全日本軟式野球連盟、東京新聞ほか主催、東京中日スポーツ後援)などの開催中止が決定、16日に発表された。

新潟開催に向け準備も予選中止相次ぎ

全国約11000の学童野球チームの頂点を競う同大会は“小学生の甲子園”として広く知られ、ことしが第40回記念。8月17日の開会式から同23日までの期間で日程が組まれ、東京オリンピック・パラリンピックと開催時期が重なることから、例年の神宮球場を中心とする東京都から、新潟県に会場を移して準備が進んでいた。
 例年、8月の全国大会を目指し、早いところでは、春休みの時期から市区町村での予選大会が始まり、6~7月の都道府県大会で出場チームを決定する。しかし、ことしは新型コロナの影響を受け、すでに各地で予選大会の中止や延期が相次いでおり、群馬県、千葉県などでは県大会の中止を早々に表明していた。
 この日、全日本軟式野球連盟からは同大会のほか、8月に予定されていた第37回全日本少年(中学)軟式野球大会、第5回全日本中学女子軟式野球トーナメントの中止も発表された。

コメント

 ▽第38、39回大会を連覇し、ことし大会初の3連覇を目指していた多賀少年野球クラブ(滋賀)辻正人監督
「大会の中止はもちろん残念です。ただ、そこまでのショックはない。大会がなくなっても、子供たちとの野球は続くので。いまはそれよりも、練習自粛で彼らと野球できない現実が、ただただつらい。いまは一日も早く、事態が収束することを願うばかりです」
 ▽昨年関東最上位の準優勝だった茎崎ファイターズ(茨城)吉田祐司監督
「昨年からレギュラーの選手も多く、楽しみにしていたんですが…。ずっと目標にしてきた子供たちがかわいそうでならない。とにかく残念のひと言ですが、選手たちのためにも、次の目標を見つけたい」

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