開幕も“新型コロナ”で中断決定 中野区全日本学童軟式野球大会予選

2020年3月13日 02時00分
 高円宮賜杯第40全日本軟式野球大会マクドナルド・トーナメントの支部予選となる、2020年中野区学童軟式野球大会(同区軟式野球連盟主催、同区少年野球連盟共催)が1日に開幕した。
 東京オリンピック・パラリンピック開催を受け、ことしは開催地を新潟に移して行われる全国大会。“目指せ、新潟”を掲げて行われる予選のトップを切る形での開幕となったが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、開会式は行われず、この日以降の試合についても「20日以降に再度、検討して日程を決める」と、すでに大会の一時中断が決定している中での大会初日となった。

初戦を白星で終え、試合後のあいさつをする城山ヤンガースナイン

 行われたのは4試合。昨秋の新人戦代表・コンバッツのほか、中野セネタースなどが順当に勝ち上がった。一方、優勝候補の一角、新山クラウンス野球倶楽部は中野ユニオンズと戦い、同点タイブレークの末に辛くも初戦突破を果たした。

新山新5年石川がつなげた白星

試合後のあいさつを終え、ベンチに引き揚げる新山クラウンス野球倶楽部ナイン

 新山は初回に時崎涼の安打と加藤理玖主将の2ランで先制しながらも、3回に連続四球から大量4点をユニオンズに許し、2点を追いかける展開に。
 すっかり元気がなくなった新山ベンチだったが、4回に新5年生の石川葵大が試合を振り出しに戻す右翼線ランニング2点本塁打。これで息を吹き返し、4-4のまま突入したタイブレークの特別延長7回には、2死二、三塁から加藤主将が執念の同点打を放つと、最後は米谷陽翔の高いバウンドの内野安打で加藤がサヨナラのホームを踏んだ。
 この日2安打4打点でチームを勝利に導いた加藤主将は「最後は絶対打ってやる、と思って打席に入りました。これからもしっかり声を出して、チームをまとめられるように頑張ります」と笑顔。起死回生の2ランを放った石川は「気持ちよく打てました。力は出せました」。昨秋の都4年生大会ベスト4の新5年生の活躍も光った新山。今後にも注目だ。

ユニオンズ「格上」相手に粘戦

 一時は試合の流れをつかんで優勢に試合を進め、タイブレークでも「あと一人」まで新山を追い詰めたユニオンズだったが、最後に勝利がスルリと逃げていった。
 それでも、川畑聖三監督は「相手は格上。選手たちは頑張りましたよ。100点以上です」とナインをたたえた。
 先発投手の山田凛は力のあるストレートで新山打線を抑える好投。3年生の時にユニオンズ入りし、ことしは一塁を守る深澤愛佳とともに、女子選抜「オール中野ガールズ」での活躍も期待されるエース右腕だ。
 4回には3番・山下颯人主将が逆転の左越え二塁打、続く4番・大原虹希も左中間適時打で続くなど、打線の勝負強さも光ったユニオンズ。シーズンはまだ始まったばかり。今後に期待だ。

 ▽1回戦

城山ヤンガース 6-3 白鷺ヘロンズ
中野セネターズ 11-1 ヤングポパイ
新山クラウンス野球倶楽部 7-6 中野ユニオンズ
コンバッツ 9-2 中野コメッツ

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