富岡製糸場の煙突を助けて 修理費寄付、目標の25%にとどまる 3月18日まで募集

2022年1月29日 07時55分
 富岡市の世界遺産、富岡製糸場の老朽化した煙突の保存修理費用を募っているクラウドファンディングが、伸び悩んでいる。募集する市によると、寄付額は二十八日時点で計約二千万円。昨年十二月上旬に始めた募集は、期限の三月十八日まで約半分の期間を残すが、目標額八千万円の約25%にとどまり、達成は厳しい状況だ。(安永陽祐)
 寄付額の内訳は約二百十人から計約一千万円、各企業から計約一千万円。榎本義法市長は改めて企業に支援を求める意向を示し「丁寧な説明が必要」と話している。
 煙突は高さ三七・五メートル、直径二・五メートルの鉄筋コンクリート造で、築八十年以上が経過。コンクリートに亀裂が入るなど劣化が目立ち、倒壊の恐れもある。保存修理工事費用は総額三億二千万円と見込み、市の負担分は八千万円。
 コロナ禍で見学料収入が激減したために費用の捻出が難しくなり、クラウドファンディングで募っている。詳細は製糸場などのホームページへ。
 目標金額に達しない場合、事業に着手するまで保存修理費用として寄付金は取り置く。 

関連キーワード


おすすめ情報

群馬の新着

記事一覧