レッドサンズ 6年連続都大会切符ゲット 全日本学童文京区予選

2020年4月1日 02時00分
 ことし8月に新潟県で行われる、高円宮賜杯第40回全日本学童軟式野球大会(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催)の東京都文京区予選が3月20~22日に同区の六義公園運動場で行われ、レッドサンズが優勝、5、6月に府中市で行われる同東京都大会への6年連続出場を決めた。 

▽決勝

レッドサンズ
   1003100|5
   1000010|2
西千タイガース
(レ)根本千太郎、鈴木清大-中村壮二朗
(西)小河原康平、今井利陽人、齋藤鷹一-今井、平澤孝樹、今井

優勝し、6年連続都大会出場を決めたたレッドサンズ

根本が好投6イニング71球被安打2

 文京支部大会ではことしからの導入となった、70球の投球数制限への対応が、ダブルヘッダーとなった、この日の勝敗を分ける勝負のアヤとなった。
 レッドサンズは準決勝で大塚ミスギホープと対戦、打線好調の大塚に対し、マウンドを先発の鈴木清大から滝啓吾へとつないで、要所を抑えて完封勝ち。「エースの根本(千太郎)に1球も投げさせずに勝つことができた」(駒形隆之監督)ことで、優勝への道筋を見いだした。
 西千タイガースとの決勝では、「準決勝はみんなでつないで勝ってくれた」と他のナインに感謝する根本が、気合十分ながらも「球数を頭に置いて、打たせてとることができました」と冷静な投球を披露。6イニングを規定内の71球で被安打2、2失点でしっかりと試合を作り、リリーフの鈴木にマウンドを託した。

好投が光ったレッドサンズ先発・根本

 攻めては1-1の4回に「絶対にヒットを打つつもりで打席に入りました。イメージ通りに、内野の頭を越える打球を打てた」と言う、曽根ジロウの勝ち越し2点二塁打などで3点を奪うなど投手陣を援護し、5-2で猛追する西千を振り切った。

4回表2死二、三塁、曽根が放った左翼への2点適時打が決勝点となった

 「まずは先輩たちに続き、都大会に連続出場を果たせて良かった」と駒形監督は胸をなで下ろした。「まだ走塁での不用意なアウトなど、細かな部分では課題が多い」と言い、「こんな状況下。他地区はほとんどが大会延期中と聞いています。そんな中で、都内でも一番乗りでしょうか、早いうちに代表権を手に入れることができた。しっかりと準備をしたいですね」と、気合を入れ直していた。

西千タイガース大健闘 準決勝では難敵撃破

西千タイガースはあと一歩で都大会出場を逃したが堂々の準優勝で終えた

 2006年以来14年ぶりの都大会出場を目指した西千タイガースだったが、あと一歩届かず準優勝に終わった。
 この日は準決勝、決勝のダブルヘッダー。準決勝での茗荷谷クラブは、2月の中野交流大会で優勝するなど、区内の強豪チーム。そんな茗荷谷を相手に「次(決勝)の事を考えずに全部出しました」と小河原直久監督。2-3の5回には、梶原健介の同点三塁打で、無死一、二塁開始の延長タイブレークに突入。延長6回には、8番・和田一輝の3ランなどで奪ったリードを守って決勝へと駒を進めた。
 だが、「全部出した」というように、準決勝で投手陣の中心2人が、ほぼ投球数制限に到達。そんな中、小河原康平が決勝で先発。初回こそ先頭打者に左前打を許し、さらに失策が絡んで先制点を許したが、3イニング1安打3三振と互角に投げ合う好投を披露。小河原監督は「ボロボロになると思ったけど、いい所までいけた」とうなずいた。

3回まで被安打1の好投を見せた西千先発の小河原

 しかし、勝ち越しを許した中盤以降は、5回に1点を返したものの、流れを取り換え返すことができず涙をのんだ。
 レッドサンズには4年生以降負け越していて、今回はリベンジを果たせず、「ダブルはきついですね」と指揮官。次回は“完全な体制”で「もう一回勝負したです」と意気込む。齋藤鷹一主将は「決勝は悔しかったけど、茗荷谷に勝ててよかった。チャンスで1本が出なかったのが…」と振り返り、「もっと盛り上げて、打線をつなげて大差で勝てるように頑張って行きたい」と前を向いた。

茗荷谷クラブ脱帽「西千打線は見事だった」

 ○…年明けの中野交流大会王者で、優勝候補筆頭だった茗荷谷クラブが、準決勝で同点タイブレークの末に西千タイガースに敗れた。橋本祐主将を虫垂炎で欠いたこの日、最大のライバル、レッドサンズとの決勝での必勝を期し、エースの猪瀬健太郎を温存したが裏目に。“70球制限”+“ダブルヘッダー”ゆえの不運な結果ともいえるが、木村斎監督は「西千さんの打線は見事だった。完敗です」と振り返り、「切り替えて、都知事杯をとりに行きたい」と気合を入れ直していた。

▽1回戦

レッドサンズ 7-1 菊坂ファイヤーズ
大塚ミスギホープ 8-2 文京ファミリーズ
上動チャイルド 6-1 リトルモンキーズ
文京パワーズ 2-0 白山サンデーボーイズ

▽2回戦

レッドサンズ 10-0 ストロングジュニア
大塚ミスギホープ 6-4 豊島ケ丘ラークス
茗荷谷クラブ 17-0 上動チャイルド
西千タイガース 5-4 文京パワーズ

▽準決勝

レッドサンズ 5-0 大塚ミスギホープ
西千タイガース 7-4 茗荷谷クラブ

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