新型コロナの飲み薬、感染者の自宅に無料で即日配達 米ニューヨーク市がサービス開始

2022年1月31日 11時09分
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】米東部ニューヨーク市は1月30日、新型コロナウイルス感染者の自宅に飲み薬を無料で即日配達すると発表した。重症化リスクが高い感染者が優先。アダムズ市長は記者会見で「免疫力が低い人や高齢者が移動しないようにしたい」と述べた。
 感染者の自宅療養を支援し、医療機関の負担軽減を図る狙いもある。即日配達とすることで、治療に有効とされる発症初期での服用を促すという。
 飲み薬は食品医薬品局(FDA)が使用を認めた米ファイザー製の「パクスロビド」と米メルク製の「モルヌピラビル」。市は症状が現れた場合は速やかに検査を受け、陽性の際は医師か市の窓口に連絡するよう求めている。配達は市と提携した薬局を通じて行う。
 アダムズ氏は「コロナを打ち負かし続けるために、さらなる支援を市民の玄関口まで運ぶ」と述べた。
 ニューヨーク市では昨年末から新型コロナの変異株オミクロン株が急拡大。1月初頭には1日の新規感染者が連日4万人を超したが、最近は3000人台まで減少している。市民のワクチン接種完了率は約75%で全米平均の約64%を大きく上回っている。

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