日野ドリームズ3度目V 学童女子軟式野球交流府中大会

2019年12月3日 02時00分
 第13回学童女子軟式野球交流大会(府中市学童野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は11月9日、同市郷土の森第一野球場で決勝などが行われ、日野ドリームズが、オール府中女子Aを破り優勝を果たした。3位は、レディース立川とオールあきる野だった。 (都丸満)

 

 ▽決勝
日野ドリームズ
   02000|2
   00000|0
オール府中女子A
  (5回時間切れ)
(日)山内青空、加藤灯莉-服部優来
(府)鈴木梨美菜、平塚和花-岡田彩乃

3年ぶり3回目の優勝を果たした日野ドリームズ

苦しくても一丸

 5年前、初優勝に貢献し、ことし侍ジャパン女子代表に選出されるなど活躍している北澤神楽(埼玉栄高)の出身チーム、日野ドリームズが3年ぶり3回目の頂点に立った。
 府中と違い「打つ方はパワーがない」と塚本哲也監督。ランナーを出すも相手捕手の好送球による4つの盗塁刺でチャンスを潰された。だが、2回には敵失で出塁した保坂萌香さんを、河野希音さんがキッチリ送り2死二塁とすると、続く7番・鈴木琴子さんが三塁線を破る先制打。さらに送球ミスの間に自身も貴重な2点目のホームを踏んだ。

2回、先制二塁打を放つ鈴木さん

2回表、適時打に敵失も絡み、一気に生還した鈴木さん(中)

 投げては2回以降の各イニングでランナーを背負うも、先発・山内青空さん、継投した加藤灯莉さんが力投。その投手陣を、三塁手・相馬美月さんの好捕など、守備陣が無失策でカバーし、ピンチを凌ぎきり完封勝利を飾った。

最優秀選手賞を獲得した先発・山内さん

 「ここまで来るとは思っていなかった。自分たちで動くようになって、成長しているのが見えていた」と指揮官。夏の都大会でも準優勝をはたしていて「今年は『良くやった』に尽きますね」と褒めたたえた。
 服部優来主将は「うれしいです。一丸になれ、苦しくても最後まで戦えました」、最優秀選手賞を受賞したに山内さんも「うれしいです。四球を少なく打たせる投球を心掛けた。いつも以上の力は出せました」とニッコリ。副賞はセミオーダーグラブで、進学しても「野球は続けます」と話した左腕。表彰式後には、発注書に目を向け“世界にひとつ”のグラブ作りに目を輝かせていた。

府中悔しい銀

 チャンス生かせず…

準優勝のオール府中女子A

 レディース立川との準決勝では、連打は無かったが、加藤葉月さんのソロ本塁打など、初回から得点を重ね勝利し、2年ぶりの頂点を狙ったオール府中女子A。あと一本が出ず準優勝に終わった。
 決勝では、捕手・岡田彩乃主将が盗塁阻止率10割と強肩を披露。2回に2失点したものの、このイニング以外ではホームを守った。攻撃では初回に3者凡退に倒れたが、2回以降は各イニングで得点圏にランナーを置くも、相手投手陣に抑えられ完封負けを喫した。
 福岡史貴監督は「チャンスはあったんですけど…」と天を仰ぎ、岡田主将は「悔しい。1点が難しかった。捕手としては刺せて良かったけど、チームとしては」と唇をかんだ。
 その悔しさは、今チームラスト大会となる「シスタージャビットカップ」で爆発。この日の準決勝では10-1と快勝し、23日の決勝では、1点差まで詰め寄られたものの逃げきり、初優勝で有終の美を飾った。

 ▽準決勝

日野ドリームズ7-0オールあきる野
       (棄権) 
オール府中女子A5-1レディース立川

関連キーワード


おすすめ情報