東京都内の重症者数 都は「29人」国の基準では「546人」…数が違うのはなぜ?

2022年2月1日 20時55分
集中治療室(ICU)で新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者ら(一部画像処理)

集中治療室(ICU)で新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者ら(一部画像処理)

 東京都の小池百合子知事が重視する東京都の重症者数は、都基準での発表数は29人だが、国の基準による重症者数は546人で517人の違いがある。
 この違いは、都と厚生労働省で重症者の定義が違うためだ。厚労省の定義では、人工呼吸器か人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使用しているか、集中治療室(ICU)で治療している患者を重症者とする。
 しかし、都はICUで治療していても、人工呼吸器かエクモを使用していなければ重症者に含めていない。都担当者は「(第6波の)全入院患者を把握しているわけではないが、重症でないのにICUに入っている人はいると思う」と話す。
 東京都は29人に加え、近く人工呼吸器などを使う可能性が高い人が約60人、人工呼吸器などを外した後に容体が不安定な人が約20人おり、これらの人が重症化の可能性があるとして警戒する。(鷲野史彦)

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