アベノマスクの配送費、10億円との試算も「現時点で開示は困難」 松野官房長官

2022年2月2日 19時59分
アベノマスクを着用する安倍晋三元首相

アベノマスクを着用する安倍晋三元首相

 政府が新型コロナウイルス対策で調達した布製の「アベノマスク」を希望者に届ける配送費が10億円に上るとの試算があることが分かった。在庫を焼却処分した場合は6千万円で済むという。政府関係者が2日、明らかにした。松野博一官房長官は記者会見で、現時点で配送費を示すのは困難と説明。在庫を上回る希望があり、1カ月程度で配布方法を公表するとした。
 岸田文雄首相は昨年12月、在庫の保管費が半年余りで約6億円に上ったアベノマスクを巡り、2021年度内をめどに希望者に配布した上で残った分を廃棄する方針を表明した。約8千万枚の在庫に対し、推計2億8千万枚分の配布希望が寄せられ、新たな負担が生じかねない状況となっている。
 松野氏は、オミクロン株対策で不織布マスクを推奨する政府方針と布製マスクの配布は整合しないとの指摘に関し「不織布マスクの下に着用し、肌への負担を減らすといったことも考えられる」と語った。(共同)

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