世田谷区、引きこもり相談窓口新設<23区の予算案>

2022年2月4日 07時19分
 引きこもりの当事者や家族の相談を受ける窓口を新設する。これまで生活困窮者自立相談支援センター「ぷらっとホーム世田谷」と、生きづらさを抱える三十九歳までの若者の相談窓口「メルクマールせたがや」がそれぞれ対応していたが、二〇二二年度から連携。相談者は年齢を問われず、就労支援や精神保健福祉士の専門的なアドバイスを受けられるようになる。
 区生活福祉課によると、両機関が三軒茶屋のビルに移転する四月に開始。電話やメール、ラインで受け付け、内容に応じて両機関の職員が対応する。保坂展人区長=写真=は「それぞれの強みを生かした支援ができる」とし、高齢の親が中高年の子どもの生活を支える「8050問題」も含めて力を注ぐ考えを示した。事業費一億三千八百万円。
 また、区内の小中学生や高校生ら五万人を対象に、潜在化するヤングケアラーを把握するインターネットでのアンケート事業に八百九十万円を計上。不登校になった児童生徒の支援や、不登校の原因分析や対応策の検討を行う支援グループの新設費千五百万円なども盛り込んだ。
 一般会計は前年度より4・3%増えて過去最大となった。(山下葉月)

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