<新型コロナ>自宅療養者への食料配達中止 神奈川県「買い出しの外出、やむを得ない」と例外を容認

2022年2月4日 07時25分
神奈川県庁

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 新型コロナウイルスに感染した自宅療養者のうち、重症化リスクの低い六〜四十九歳への食料配達を一月下旬から中止したことを巡り、神奈川県は三日の県議会厚生常任委員会で、「物資の買い出しのための最小限の外出はやむを得ない」との見解を示した。県は自宅療養者らに外出自粛を求めているが、例外を容認した。
 県は自宅療養者に八日分の食料と日用品を送るが、感染拡大に伴って配達できる数に限界があるとして、配達対象を絞り込んだ。異論が相次ぎ、生活困窮者らには対象外でも配達できるよう再検討している。それでも配達対象外の自宅療養者がいるため、対応の改善を求めた常任委の委員に対し、山田健司・健康医療局長は「食料備蓄がない人もいる。外出するのは致し方ない」と理解を求めた。
 また、自主療養を巡り、申請に使う抗原検査キットが薬局で入手しづらい現況を踏まえ、篠原仙一(のりかず)・医療危機対策本部室長は「例外的な対応だが、(インターネットなどで買える)研究用のキットでも問題ない」と答弁した。
 このほか、無症状者が受けられる無料検査は一部の検査場が休止しており、想定の十分の一程度の一日約千件しか検査ができていないことを明らかにした。(志村彰太)

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