4度目Vへ 磯辺完勝 関東学童軟式野球大会

2019年8月4日 02時00分

2回表磯辺シャークス無死一塁、本間の中越え二塁打で生還する一走・佐々木(中)。捕手小野

 学童野球の関東王者を決める、東京新聞カップ・第42回関東学童軟式野球大会(関東軟式野球連合会、東京中日スポーツ・東京新聞・主催)が3日、東京都稲城市の稲城中央公園野球場で開幕した。山梨県を含む関東1都7県が出場。この日は1回戦4試合が行われ、大会最多となる4度目の優勝を狙う磯辺シャークス(千葉)などが勝ち上がった。準決勝と決勝は4日、同野球場で行われる。

◆本間が大暴れ!!

マルチ長打で勝利に貢献した磯辺シャークスの本間=東京都稲城市の稲城中央公園野球場で(ともに隈崎稔樹撮影)

 第33、34、35回大会を3連覇している磯辺シャークス(千葉)が大会最多記録を更新する、4度目の関東制覇に向け好発進をきった。
 対戦したのは阪神・大山悠輔選手をOBに持つ茨城の強豪・宗道ニューモンキーズ。ともに大きな選手はいないものの、堅守と機動力を武器に戦う、同じタイプのチームだ。
 磯辺は初回、無死二、三塁から、相手の捕逸で三走の矢島陸翔君に続き、二走の山本大我君も一気に生還し2点を先取すると、2回には、本間光喜君の右越え二塁打と山本君の左越え三塁打で得点を重ね引き離した。
 粘る宗道に4回、3点を奪われたものの、直後の5回には、再び本間君の左中間二塁打で1点を追加。投手陣も先発の小島直大主将から小川來皇君、川添一成君、我部山蓮君へとつなぐ計4人のリレーで攻撃を封じ込め、その後は追加点を許さなかった。
 終わってみれば完勝。安達亮二監督は「打線が珍しくつながってくれた」と振り返り、「明日は一戦一戦、好機を逃さず確実に点を取りに行きたい」と話した。小島主将は「明日も相手を圧倒して優勝したい」と力強く語った。 (市川千晴)

◆比企野球少年団、コールド発進 毎回の15得点

1回裏比企野球少年団無死三塁、右中間に先制のランニング2点本塁打を放ち、ベンチ前でタッチをする関口(左端)。手前は三走・深谷(市川和宏撮影)

 比企野球少年団(埼玉)が大差コールドの好発進だ。初回、無死三塁から関口晴君の2点本塁打など打者一巡の猛攻を仕掛けると、2回にも篠崎陽輝君が右中間に痛烈な3点本塁打を放つなど、藤岡学童クラブ(栃木)を引き離し、毎回得点で快勝した。
 深谷知希主将は「守備でミスが出たが、全体的には調子がよかった。バントが決まり、打線もつながりました」。礒田靖弘監督は「暑さでばてて失点もしたが、常に全力を出せたと思う。キャッチボールなど守備は時間をかけて練習しており、その成果も出ていた」と振り返った。 (中村真暁)

比企野球少年団に敗れ、スタンドにあいさつする藤岡学童クラブの選手たち

◆SNS 機動力で初戦突破

 創部7年目、今大会には初出場ながら、高円宮賜杯全日本学童野球大会、秋の日本ハム旗関東新人戦と、上部大会での活躍経験も多いSNSベースボールクラブ(山梨)。ここでも大舞台に動じることなく、自慢の堅守と機動力を発揮し、初戦を突破した。
 初回に小高温人主将、小林寿太朗君の適時三塁打などで大量5点を先取。2、3回にも1点ずつを加え、コールドで寄り切った。開会式で見事な選手宣誓を披露した小高主将は、好投の志村駿磨投手とともに、「きょうはいつも以上に良い流れでプレーできました」と笑顔だった。

◆山梨SNS・小高主将が選手宣誓

関東学童軟式野球の開会式で、選手宣誓するSNSベースボールクラブの小高温人主将(隈崎稔樹撮影)

 午前9時から行われた開始式では、山梨・SNSベースボールクラブの小高温人主将が「戦う相手を尊敬して不撓(ふとう)不屈の精神力で、今年の夏を忘れられない熱い熱い夏にすることを誓います」と選手宣誓すると、スタンドから拍手がわいた。関東軟式野球連盟連合会の程塚孝作理事長が「日頃の練習の成果を発揮して思い出ある大会にして」と激励した。
 ▽1回戦
遠藤少年野球クラブ
00000|0
5110x|7
SNSベースボールクラブ
 (5回コールド)
(遠)齊藤柚、武藤-上嶋
(山)志村駿-小高
藤岡学童クラブ
00312|6
5541x|15
比企野球少年団
 (5回コールド)
(藤)山田、小林壮、福地乃、厚木-平間
(比)松本、篠崎-篠崎、関口
金町ジャイアンツ
1500021|9
0001207|10
境ドラゴンズ
(金)高橋悠、大野、金子-田畑
(境)木村大、本多、石塚-石塚、本多
磯辺シャークス
2303100|9
0003000|3
宗道ニューモンキーズ
 (磯)小島、小川、川添、我部山-山本
(宗)浅野、朝日、小野-小野、柴崎

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