<Q&A>コロナ感染した子どもの自宅療養はどうしたらいい?

2022年2月6日 06時00分
 新型コロナウイルスの子どもの感染者が急増し、家庭内感染も増えている。感染を広げないためには、どんな対策が有効なのか。(池田悌一)
 Q 子どもの感染が増えているの。
  厚生労働省によると、1日までの1週間に新たに感染した10歳未満は約6万7000人で、2週間前の約5・2倍に増えた。全世代での約3倍を上回っている。厚労省に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」は2日、「感染の場は、家庭、職場、学校などに移っている」との見解を示した。
 Q クラスター(感染者集団)も多いようだ。
  厚労省によると、先月31日までの1週間に2人以上の集団感染は、学校で384件、保育所など児童福祉施設で196件あった。飲食店の13件を大きく上回る。
 Q 子どもが感染したらどう対応すればいいか。
  子どもは軽症が多く、自宅療養をすることがほとんど。新潟大の斎藤昭彦教授(小児科学)は「保護者らは子どもが脱水状態にならないよう注意してほしい」と話す。
 高熱が出ると体内から水分が抜ける上、ぐったりして水分を取りにくくなる。そんなときは解熱剤の服用が効果的だ。のどの痛みがひどいときは、のど越しの良いゼリーやプリンでの水分補給がお勧めという。
 Q 家族間で感染するのを防ぐには。
  斎藤氏は、感染者が自宅療養をする場合、自宅でも家族全員が無理のない範囲でマスクを着けるよう促す。飛沫ひまつ感染を防ぐためだ。ただ、子どもが息苦しくなっていないか注意が必要。2歳未満は窒息のリスクなどがあり、マスクは着用しない方がいいという。
 子どもはあちこちを触るので、触った場所や遊具を定期的にアルコール消毒することも大事だ。トイレが2つない場合、感染者がトイレを使った後は便座の消毒を。トイレの後だけでなく、小まめな手洗いを心掛けることも有効という。
 Q 冬場の換気は大変だが。
  斎藤氏によると、常に窓を開けておく必要はなく、感染した子どもが大泣きした後は開け、眠っているときには閉めるなどメリハリが大切という。

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