豊上圧勝!3年ぶり全国決めた!! 高円宮賜杯全日本学童千葉県予選大会

2019年6月26日 02時00分
 千葉県予選大会(同県野球協会主催、同県少年野球連盟主管、東京中日スポーツ・東京新聞後援)は各支部代表16チームが参加し5月26日に開幕、6月2日には準決勝と決勝が同県袖ケ浦市の百目木公園野球場で行われた。決勝では豊上ジュニアーズ(柏)が鶴指少年野球部(市川)を下し、3年ぶり2度目の全国大会出場を決めた。 (鈴木秀樹)

 

 ▽決勝
豊上ジュニアーズ
1010050―7
0001001―2
鶴指少年野球部
(豊)金子昂永、前田敬悟-森岡大和
(鶴)山下誠健、山中豪、内山諭-前田心
【本塁打】山下(鶴)
 ▽準決勝
鶴指少年野球部(市川)8-4オール五井ヤップオーシャン(市原)
豊上ジュニアーズ(柏)4-0習志野台赤トンボ(船橋)

強さ見せつけ3年ぶり神宮

快勝で2度目の全国大会出場を決めた豊上ジュニアーズの選手ら

 3年ぶりの全国。初戦から決勝までの4試合を総得点51、総失点5と、内容的にも文句のつけようがない強さで、真夏の神宮への切符を手にした。
 「初めての全国だった前回は、結果的には2勝できましたが、行けるだけで満足してしまったところがありました」と高野範哉監督が振り返る。ことしは違う。「今回は全国も、勝つつもりで臨みます」
 決勝の相手は、普段から付き合いのある鶴指少年野球部。「練習試合などでは、ウチの方が分が良かったので、相手が警戒してくれたのもあったのかな」と指揮官。初回に3番・森岡大和君の適時打で先制、3回には安打と盗塁の1番・坂本幹太君を二塁に置き、「打ち上げてしまっていた準決勝から、スイングを修正できた」という森岡君が再び適時打。4回には鶴指の強打者・山下誠健君に反撃の柵越えソロを浴びたが、決して主導権を渡すことなく、6回には打者8人で5点を奪い畳みかけた。

制球よく、緩急巧みな投球で5イニング1点に抑えた先発・金子投手

1回表、中前に先制適時打を放つ豊上ジュニアーズ・森岡君

 まさに横綱相撲。しかし、これだけの強さで戦い抜きながら、酒井一玖主将は「膝の故障で、ようやく大会に間に合った状態」(高野監督)、決勝でリリーフ登板したエース・前田敬悟君も故障明けで「なんとか決勝に間に合いました」。さらに、チーム一の強打者・勝海偉斗君は打球直撃の故障によりこの日もベンチと、主力を欠き、あるいは万全でない状態での戦いだったのだ。
 一方で、主力の不在はチームの団結力を強くしたようで、「チームの盛り上がりは最高。みんなが声を掛け合い、一丸で戦えています」と酒井主将。2度目の大舞台に向けても、プラスはあってもマイナス材料はない。神宮球場に行くまでには、その迫力をさらに増しているはずだ。

持ち味を出せず 鶴指少年野球部

準優勝の鶴指少年野球部

 0-2の4回裏には、決勝は先発のマウンドも任された投打の柱・山下君が右翼仮設フェンスを越える、目の覚めるような本塁打で一時、1点差にまで迫った鶴指だが、反撃の一手は続かなかった。

4回2死、ソロ本塁打を放つ鶴指少年野球部・山下君

 「力負けです。豊上さんは強い」と橋本英樹監督。「うちは守るところで守れず、持ち味を出せませんでしたね」。それでも、今大会は準々決勝、準決勝をいずれも逆転で勝ち上がるなど、精神面での成長も光る内容。「気持ちを切り替え、次に向かいます」-。

3位のオール五井ヤップオーシャン

3位の習志野台赤トンボ

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