南板橋・悲願制覇 東京都城北少年野球春季大会

2019年6月12日 02時00分
 第29回東京都城北少年野球春季大会(都城北少年野球協会主催、東京中日スポーツ・東京新聞など後援)は5月5、6日、板橋区の荒川戸田橋緑地野球場で決勝などが行われ、板橋南ファイターズ(板橋)が富ケ谷ノーティボーイズ(渋谷)を破り初優勝した。最優秀選手賞に板橋南の生井優翔主将が選出された。3位は飯塚コンドル(葛飾)だった。 (都丸満)

(上)初優勝した板橋南ファイターズ(右)準優勝の富ケ谷ノーティーボーイズ(いずれも都丸満撮影)

 ▽決勝
板橋南ファイターズ
  14111|8
  00001|1
富ケ谷ノーティボーイズ
 (5回コールド)
(板)松本拓己-生井優翔
(富)秋山耀一郎-清水智也
【本塁打】藤田大蔵(板)

5回コールド

 本塁打を含む8安打の快音を響かせ、その打線に8つのバントを絡ませた板橋南ファイターズが、各イニングで得点を重ね、春、秋大会を通して始めて栄冠をつかんだ。
 1回表、3番・藤田大蔵君のソロ本塁打で口火を着ると、2回は、矢吹凌也君の適時打、三輪亮太朗君、松本拓己君のバントヒット、生井優翔主将、佐藤勇心君が犠牲バントと、2本の中前打に4つのバントを絡め計4得点。3、4回にも加点し、5回には、この試合3安打目を放った藤田君が、伊藤玲皇君の左前打で生還し8点目のホームを踏んだ。

2回表無死満塁、生井主将(右)のバントで三走・佐藤君が3点目のホームに滑り込んだ(中)

 「緊張も解け、皆いいプレーをしてくれた」(齊藤蔵監督)と言う通り守備でも見せた。先発・松本君が4回を除く各イニングで計7安打を浴びるも、1回裏の中堅手・伊藤君の好捕に、前日に捕手に復帰した生井主将が2つの盗塁刺など右腕をバックアップ。最終5回には1失点するも、最後は二走をけん制で刺しコールドゲームを成立させた。
 この大会は1、2回戦負けが多かった。目標も「3回戦進出」だったが、新人戦板橋王者の貫禄を見せ、全試合で5点以上の差で勝利。あれよあれよと決勝進出。その決勝では多少の課題は見つかったが、「練習通りにできました」とニッコリ。齊藤監督も「練習通り戦ってくれたのでうれしいです」と目尻が下がりっぱなしだった。

富ケ谷ノーティー準優勝

準優勝の富ケ谷ノーティーボーイズ

 5回裏、佐々木悠音君の左前打で一、二塁とした1死後、清水智也主将の中前適時打で一矢報いた富ケ谷ノーティーボーイズだったが、無念の敗戦、準優勝に終わった。
 「渋谷にはいないタイプのチームだった」。敗戦後、清水隆之監督代行が振り返った。「守備も硬い、攻撃もバント、スクイズを狙った所に成功させてくる。投手も緩急をうまくく使ってきて、なかなか捕らえられなかった」と板橋南のチーム力を称賛した。
 自身の3安打を含む、7安打は6本が外野へのヒットで出塁したものの「なかなか得点につながらなかった。全然レベルが違った」と清水主将も肩を落とした。だが、「守備をもっと強くして、バッティングでたくさん点が取れるように、練習して次に臨みたい」と夏に向け気持ちを切り替えていた。
 ▽準決勝
板橋南ファイターズ9-4飯塚コンドル
富ケ谷ノーティボーイズ9-5茗荷谷クラブ
 ▽3位決定戦
飯塚コンドル(不戦勝)茗荷谷クラブ

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