FC COLORS 完“笑”V 第34回たましんカップ八王子招待サッカー大会

2019年4月10日 02時00分
 八王子市内を中心に近隣をはじめとする少年サッカーの強豪チームが競う伝統の大会、第34回たましんカップ八王子招待サッカー大会(八王子サッカー協会主催、東京中日スポーツ協賛)が3月10、17日に上柚木公園陸上競技場など同市内で行われた。本来の開幕日3月3日の試合が雨で中止となったため、予選リーグを行わずに参加128チームのトーナメント戦に。地元・八王子のFC・COLORSが若葉台FC(稲城)との決勝を制して頂点に立った。 (鈴木秀樹・竹下陽二)

齋藤君2発 FC COLORS

優勝したFC COLORS

 初日の中止による変則開催で、15分ハーフの4試合という強行軍になった最終日。それでも、FC・COLORSのスピードとキレは最後まで衰えることがなかった。
 決勝の開始1分。左サイドをドリブルで駆け上がった古屋歩夢主将が放ったミドルシュートは、相手GKの手に当たり、クロスバーへ。ゴール前に詰めていた齋藤遥陽君が、その跳ね返りを押し込み、早々の先制点だ。
 その後も、次々と高い位置でボールを奪い、若葉台FCゴールに迫ったCOLORS。14分には福島朋香さんの左CKに松崎生命君が合わせシュート、そのこぼれ球を再び齋藤君が素早い反応で奪い、2点目のゴールを決めた。
 後半2分には、高い位置でボールを奪った古屋主将から、右サイドの伊皆康輝君にピンポイントのパスを送り、伊皆君がキーパーの脇を抜くシュート。いずれもシンプルながら、精度の高いパスやプレースキック、そしてシュートで次々と得点を奪い完勝した。
 「疲れはなかった。最後までモチベーションを高く持ってプレーできました」と古屋主将。頼れるキャプテンとの連係で相手守備を翻弄(ほんろう)した伊皆君も「すっきりゴールが決められました」と納得の表情だ。「ずっとゴール狙ってて、やっと決められた」と2得点の齋藤君、準決勝でも見事なCKで得点を演出した福島さんも「いつもよりいいボールが蹴れました」と、いずれも最高の笑顔だった。
 「個性が強いというか、目立ちたがりばかり。きょうは良い部分を出すことができましたね」と選手をねぎらった高橋信明監督。「ことしの目標は全日本優勝!」(古屋君)というCOLORSにとって、またとない優勝劇となった
 ▽決勝
FC・C3(2-0)0若葉台F
OLOR (1-0) C  
S              
【得点】齋藤遥陽2、伊皆康輝(C)

若葉台快進撃!胸張る準V

快進撃をみせ銀メダルを獲得した若葉台FC

 若葉台FCが“ノビノビサッカー”で準優勝だ。準決勝の東京BIG戦では相手の怒濤(どとう)の攻めを耐えに耐えて、最後は後半終了3秒前に、エース竹内太志主将がFKを決めて劇的サヨナラ勝利。決勝戦は0-3と完敗を喫したが、チームには充実感が漂った。
 この日、2得点の竹内主将は「決勝で負けたのは悔しいけど、120チームの2位になれたのはうれしい。これから、さらに上を目指していきたい」とキッパリ。
 無欲の準Vだった。ベスト14が出そろったこの日のトーナメント。チーム関係者は「初戦に負けて帰ることになる」と思っていたそうだが、あれよあれよの快進撃。初戦に不戦勝をすると、準々決勝のプリメイロスFCに2-0の完封勝ち。そして準決勝を突破。堂々の決勝進出だった。
 「望外の結果。とにかく楽しくプレーさせることを心がけた。子供たちが頑張った結果です」と監督代行の大槻淳一ヘッドーコーチも満足そうに笑っていた。 

結果残せた!! すみだFC 3位

3位のすみだFC

 ○…高い決定力で勝ち上がったすみだFC(墨田・写真(右))。FC・COLORSとの準決勝は一進一退の戦いも、前半終了間際の14分に、相手CKがGKの手を弾く無念のゴールで先制を許すと、後半開始早々に追加点を奪われ万事休す。それでも、宮田正樹監督は「ここまで来られるとは。手ごわい相手ばかりでしたが、逆に良い経験になりました」とうなずき、蓼沼大翔主将も「初めて出た大会で結果を残せて良かった。6年生になっても、この調子で戦いたいです」と振り返っていた。

壁超えられず 東京BIG 3位

3位の東京BIGスポーツJr.FC

 ○…準決勝で若葉台FCを終始、攻めながら決定打を欠いた東京BIGは後半終了3秒前にFKを決められ敗退。3位に終わった。「これが、サッカーの怖さであり、だから、面白い。2年前も同じ3位。そこを、越えられなかったのは、悔しい」と高橋和也監督。鈴木明日輝主将は「決められなかったのは、自分たちの力不足。でも、全員で戦えたので、結果には満足です」と話していた。 

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