れいわ・山本太郎氏、国政復帰後で初の国会質問 自宅療養者の食料支援「予備費の活用を」

2022年2月9日 19時27分
れいわ新選組の山本太郎代表

れいわ新選組の山本太郎代表

 れいわ新選組の山本太郎代表は9日の衆院内閣委員会で、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者への食料配達を中止する自治体が出ている問題を取り上げて「自治体では兵たんが尽きている。予備費を活用し、国が財源を配るべきだ」と支援強化を訴えた。

◆配達を中止する自治体も

 山本氏は「現金が数百円しかない人は、出前サービスも頼めない」と指摘。神奈川県が自宅療養者への食料支援を縮小した背景に、予算や人員の不足があるとして「国が自治体に『必ず補填ほてんする』と約束すれば、自治体も民間の力を使って支援できる」と国に積極的な関与を求めた。

◆山際担当相「かえって間に合わない」

 山際大志郎経済再生担当相は「兵たんが尽きているという感覚はない。予備費を使うとかえって間に合わない場合もある」と反論。当面は自治体の取り組みを支援する姿勢を示すにとどめた。

◆質疑10時間、れいわの割り当て15分

 山本氏は発言の冒頭で、大臣の所信表明に対する計10時間の質疑に関し、れいわの割り当てが15分しかない点を問題視。「少数会派にもしっかりと質疑時間を与えるという民主主義の観点から配慮いただきたい」と呼び掛けた。
 山本氏が昨年の衆院選で国政復帰してから委員会で質問に立ったのは初めて。れいわは所属議員が少ないことを理由に、施政方針演説に対する各党代表質問や2022年度予算案を審議する衆院予算委で質疑する機会を与えられていない。(大野暢子)

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