DeNAJr.着実に前進!!

2018年12月14日 02時00分

「NPB12球団ジュニアトーナメント」各地でテストマッチ

 今月27日に札幌ドームで開幕する大会に向け、急ピッチでの調整が続く、NPB12球団のジュニアチーム。8日には巨人Jr.とDeNAJr.によるテストマッチが東京都多摩市の多摩一本杉球場で行われた。 (鈴木秀樹)

柵越え弾2発

 ことしは新たに就任した加藤政義監督が指揮を執るDeNAJr.。とはいえ、加藤監督、鈴木尚典コーチはともに昨年大会でコーチを務めており、初優勝した2016大会は鈴木監督、加藤マネジャーの体制で戦っていた。大会の厳しさも、その戦い方も知り尽くしたコーチングスタッフといえる。
 この日は巨人Jr.と午前、午後の2試合を戦い、いずれも敗戦に終わったが、その試合後に早速、加藤監督の厳しい言葉が選手らにぶつけられた。
 問題にしたのは結果よりも内容だ。「悪い部分は分かってるよな。ミスで失点は良くないが、ミスはある。ただ、それで下を向くのはナシだ。前を向いて、強い気持ちで戦わないと」。2試合ともエラー絡みで先制され、流れをつかめないまま終わってしまったのだ。
 もちろん、そうした中にも“らしさ”は光った。谷亀和希君、井上葵來君、法橋瑛良君、岡田恵太朗君、竹内鯨太君の投手陣は制球に苦労しながらも切れの良い球を披露。一方の攻撃面でも、この日飛び出した2本の柵越え本塁打はいずれもDeNAJr.打線からで、1試合目は中川拓海君が一矢報いるソロ弾、2試合目には上田大誠君が一時、同点に追いつく3ランを放った。また、2試合目の終盤には四死球で得た好機に、しっかりと足を絡めて得点を重ねるなど、走塁への高い意識もうかがわせた。
 「きょうの敗戦が良い薬になってくれれば。大会までに守備をもう一度、見直したいですね」と加藤監督。井上侑主将は「最初の頃よりも、みんな声が出るようになってきたけどまだ足りない。ベンチの雰囲気はいいので、しっかり全員で戦えれば」。直近の5大会で4度、決勝トーナメント進出を果たしているDeNAJr.。そのDNAを受け継ぐことしのチームにも、要注目だ。

巨人Jr.打線大暴れ快勝!!

 巨人Jr.はこの日、各自の所属チーム事情などにより当初、5人が不在の中、2試合を完勝で終えた。
 長打は少ないながらも、2試合の合計で沖悠人君(南篠崎ランチャーズ)が5安打、足立然主将(ナインスターズ)が6安打の大暴れ。足立主将は四球と敵失を合わせ、9打席のすべてで出塁だった。投げては1試合目に先発した沖君が5イニングを5安打失点ゼロで投げきると、2試合目先発の畠山将豪君(中村ウインズ)も本塁打は浴びたが4イニングを被安打2の好投。リリーフ勢では二ノ宮弘誠君(ジュニアスターズ)が剛速球を披露した。
 「これまで結果が出ていなかった選手にも、当たりが出てきたのは良かったですね」と、打線の好調に手応えを感じた様子の加藤健監督。「守備では本来ではないポジションで守ってもらう選手も出てきますが、そうした体験もプラスに考えてくれたら。選手たちの“引き出し”を増やしてあげるのも、僕らの仕事だと思っているんです」。足立主将は「内外野での声掛けや会話が増え、守備のミスが少なくなってきました。落ち着いて、普段通りに戦えれば、強いチームになっていると思います」と笑顔で話していた。

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