<新型コロナ>米ファイザー製「パキロビッド」を特例承認 軽症者使える飲み薬で2種類目

2022年2月10日 21時04分
米ファイザーの新型コロナウイルス感染症用の飲み薬パキロビッド。ピンク色がニルマトレルビル、白がリトナビル(同社提供)=共同

米ファイザーの新型コロナウイルス感染症用の飲み薬パキロビッド。ピンク色がニルマトレルビル、白がリトナビル(同社提供)=共同

 厚生労働省は10日、米ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「パキロビッド」を特例承認した。軽症者が使える飲み薬は、既に実用化した米メルクの「モルヌピラビル」に次ぐ2種類目で、治療の選択肢が広がる。
 政府は年内に200万人分の確保でファイザー側と既に合意し、承認後はまず4万人分が納入されるとしている。
 パキロビッドは体の中でコロナウイルスが増えるのを防ぐ薬「ニルマトレルビル」と、その効果を長持ちさせる働きがあり、抗エイズウイルス(HIV)薬としても使われている「リトナビル」で構成され、セットで飲む。
 治験では、発症から5日以内に飲み始めたグループで、偽薬のグループと比べて入院や死亡のリスクを88%抑えられた。
 これまで米国などで使われているアルファベットの名称「PAXLOVID」にならって、「パクスロビド」とも呼ばれていた。
 日本の塩野義製薬も、軽症や中等症の患者を想定した飲み薬を開発中。最終段階の治験を進めており、早ければ来週中にも厚労省へ承認申請するとしている。(共同)

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