山岳救助に女性隊員 山ガール増加に対応 広域消防局

2022年2月16日 07時14分
 高崎市等広域消防局は四月から、山岳救助を専門とする特別救助隊員を増員し、女性隊員を起用すると発表した。同消防局によると、専任の女性救助隊員は県内で初めて。
 山岳救助を専門とする特別救助隊は安中消防署にあり、現在の隊員数は十二人。数人を増員し、複数の女性を登用する。山ガールブームなどで女性の登山者も増えているが、女性の救助隊員はいなかった。女性遭難者にも、同性の隊員が救助に当たることで安心感を持ってもらうのが狙い。
 登山ブームに加え、コロナ禍の密を避けるレジャーとして登山の人気が高まっている。管内には、上級者向けの妙義山や初心者でも楽しめる榛名山や観音山があり、高崎、安中市でも登山者が増加している。
 このため、山岳救助出動件数も増加傾向にあり、二〇一八年は六件、一九年は八件、二〇年は過去最多の十四件に上る。活動時間は平均約十四時間、最長で約八十時間に及んだ。
 同消防局警防課は「この傾向は今後も続くと予想される。山岳救助の安心安全な対応への充実強化を図る」とし、登山の際は「しっかりとした装備や時間に余裕を持ち、事前に情報を集めてから登ってほしい」と呼び掛けている。(安永陽祐)

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