<新型コロナ>神奈川県で死者35人発表、過去最多 新規感染は8025人

2022年2月17日 19時15分
 神奈川県内で17日、新型コロナウイルスに感染した35人の死亡と、新たに8025人の感染が判明した。県と6市の保健当局が発表。死者数は1日の発表数として過去最多。
 横浜市は60~100歳代の男女24人と年代・性別非公表3人の死亡を発表。クラスター(感染者集団)関連は25人。うち11人は同一の有料老人ホームの入所者で、死因は全員老衰という。有料老人ホームのほか、高齢者施設5カ所、ふれあい東戸塚ホスピタル(戸塚区)、汐田総合病院(鶴見区)、平和病院(同)、横浜総合病院(青葉区)のクラスターで死亡が分かった。80代男性2人は感染経路不明で、咽頭がんと肺がんを患っていた。
 新規感染者は2763人。診療所、高齢者施設4カ所、障害者施設2カ所、保護施設、児童福祉施設でクラスターを認定した。
 川崎市は市内在住の3人の死亡を発表した。このうち麻生区の80代男性は1月28日に発熱し、2月10日に肺炎で死亡した。肺疾患があり、ワクチンは未接種だった。
 中原区の90代女性は1月31日に陽性が判明。在宅医療を受けていたが、2月15日に亡くなった。高血圧だったという。麻生区の80代女性は、入院中の病院で14日に息苦しくなり、陽性と判明。その日のうちに亡くなった。女性2人はワクチンを2回接種していた。
 2179人の新規感染を発表。幸区のデイサービス施設の利用者9人、宮前区のグループホームの利用者4人が含まれ、計14人、5人のクラスターと認定した。
 クラスターが発生した病院や高齢者施設5カ所でも、新たな陽性者が判明。中原区の特別養護老人ホームで入居者3人と職員1人、市南部の病院で入院患者4人が陽性となり、クラスターはそれぞれ計33人、27人に。川崎区の特養ホーム、グループホーム、有料老人ホームでも5人、3人、1人の陽性が判明し、各施設の感染者はそれぞれ計18人、12人、10人となった。
 相模原市は80代女性の死亡を発表した。女性は13日に亡くなり、14日の検視で虚血性心不全の死因と感染が判明。ワクチンは接種しておらず基礎疾患は不明。新規感染は572人。計45人の陽性が確認された中央区の特別養護老人ホームなどいずれも高齢者関連施設で計6件のクラスターを認定した。
 横須賀市は市内の2人の死亡を発表した。90代女性は高齢者施設に入所中で1日に発症し4日に陽性が判明、翌日入院して16日に基礎疾患のため死亡した。80代女性は8日に発症し9日に陽性が判明、自宅で訪問診療医らから治療を受け15日に死亡した。新規感染者は332人で、クラスターは特別養護老人ホーム(特養)で計7人に増えた。
 藤沢市は市外の高齢者施設に入所していた80代女性の死亡を発表。7日に発症し翌日入院し、12日に死亡した。新規感染者は414人。クラスターは高齢者施設3カ所で計7人、9人、7人を認定、2カ所で計8人、11人に増えた。
 茅ケ崎市は市内の70代男性の死亡を発表した。5日に陽性となり入院し、11日に死亡した。新たな感染は237人。
 県は1528人の感染を発表。平塚保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設で7人のクラスターが発生した。鎌倉保健福祉事務所管内の民間病院のクラスターは、22人増えて計38人になった。同病院は新型コロナ患者を受け入れていないが、22人はいずれも軽症のため転院せず治療するという。

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