ファーウェイ完全排除せず 5G参入問題 欧州委が勧告

2020年1月31日 16時00分
 【ブリュッセル=共同】欧州連合(EU)欧州委員会は二十九日、第五世代(5G)移動通信システムの安全強化を促す勧告を発表した。中国の華為技術(ファーウェイ)を念頭に、「高リスク」企業の中核部分への参入制限を加盟国に求めたが、完全排除までは要求しなかった。排除を訴える米国が反発しそうだ。
 英政府は二十八日、5Gシステムにファーウェイの機器を限定的に採用することを容認。同社製品は比較的低コストなことから、通信網の非中核部分での採用が欧州でさらに広がる可能性もある。欧州委は、「非EU国」や「国家が背後にいる企業」の危険性を強調し、ファーウェイへの懸念をにじませた。
 ファーウェイは、欧州委が同社の「5G製品展開への参加」を事実上許可したとし「決定を歓迎する」とのコメントを発表した。

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