ニャン倍増の2022年!!2月22日はニャンニャンニャンで「猫の日」 わが街の看板ネコ

2022年2月22日 06時35分
 2月22日は、ニャン、ニャン、ニャンで「猫の日」。おまけに今年は2022年で、さらに「ニャン」が倍増。そんなネコ濃度が高い日に、地域で愛されている「わが街の看板ネコ」を紹介ー。

◆西荻窪 銭湯の「ぐー」 フロントで客招く

フロントでまどろむ「ぐー」と店主の澤さん(撮影のためマスクは外しています)=杉並区で

 JR西荻窪駅(杉並区)から徒歩約十分。住宅街にある銭湯「天狗(てんぐ)湯」を営業前に訪ねると、看板ネコの「ぐー」(オス、四歳)がフロントにちょこんと座り、お客さんを迎えるスタンバイをしていた。営業が始まると、常連客が料金を支払いながら顔をのぞき込んでいく。「招き猫みたいよね」と近所の女性(69)が笑う。
 店主の澤成一さん(61)が約五年前、知人からきょうだいの「てん」とともに譲り受けた。二匹そろって生後三カ月ごろから店に出ていたが、その後、「てん」は触られるのが嫌なのか、時々しか顔を出さなくなったという。そんなこともあり「ネコはさわらず見守って」と貼り紙をしている。
 「ぐー」は営業時間中、フロントで“店番”をしたり、お気に入りの段ボール箱に入って休んだり。「お客さんが通るところに、堂々といたりするんだよね」とほおを緩める澤さん。実はもう一匹いる黒猫の「チャコ」とともに、アルバイトの女性が描いたイラストのオリジナル手ぬぐいやタオルも販売している。 (文と写真・奥野斐)

◆戸越銀座 美容室の「茶太郎」 人懐こさで店内にゆとり

女性客の膝に乗る「茶太郎」=品川区で

 品川区の戸越銀座商店街にある美容室「メリーランドZ’s」の茶太郎(オス、六歳)は接客と呼び込みを担当している。ヘアカットの順番を待っている客のひざの上で背中をなでさせ、時にはガラスドア越しに道行く人に熱い視線を送る。茶太郎目当てに常連になった客も多い。「頼りになる戦力です」とオーナーの男性(57)は目を細める。
 同店でネコが活躍し始めたのは十五年ほど前から。オーナーが自宅で飼えなくなった二匹のネコを店に連れてきたのが始まり。その後、店長の鈴木智洋さん(40)の飼いネコを経て、茶太郎は四代目。
 歴代の猫はどれも人懐っこく、客の反応は上々。いつしか地元では「猫がいる美容室」として知られるようになった。
 鈴木さんは「接客業なのでピリッとする時もあるが、茶太郎がいるおかげでお客さんも僕らも気持ちにゆとりがうまれる」と話す。
 (文・砂上麻子、写真・高嶋ちぐさ)

◆横浜 青果店の「めいちゃん」 初対面でもなでなでOK

中村さんの肩に乗るのが好きなめいちゃん=横浜市旭区で

 相鉄線鶴ケ峰駅近くにある「喜久屋青果店」(横浜市旭区)の「めいちゃん」(オス、5歳)はお客さんが触れようとすると動かずにいてくれる穏やかな性格だ。
 店主の中村寿男(としお)さん(72)が、生まれて間もないめいちゃんを1歳上の兄ネコとともに知人から引き取った。兄ネコはその後に保護された野良ネコ5匹と一緒に店から少し離れた中村さんの自宅に住んでいるが、めいちゃんだけは店で寝泊まりしている。店が開いているときは看板、夜は留守番を務めている。
 「最初はネズミ対策で店に置いた。カボチャやサツマイモがかじられて困っていたから。めいちゃんが来てから被害がなくなった」と喜ぶ中村さん。いまではネズミ捕りよりもお客さんにあいきょうを振りまくのが主な仕事になった。
 初対面の人でもなでられるネコとして知られるようになり、写真撮影が目当てで来る人も。店が好きで行動範囲が狭いからか、最近ぽっちゃりになってきたといい、中村さんの妻スミ子さん(75)は「運動不足なのだろうか」と心配している。 (文と写真・桜井章夫)

◆動画いろいろ見てね! 保護猫カフェ、御朱印…

谷中のお寺のネコ御朱印の動画

 東京新聞の公式ユーチューブチャンネル「東京新聞チャンネル」も「猫の日」に合わせたデザインに模様替え。新作「元気モフモフ! 保護猫カフェのネコたちといっしょ」や、ネコの街・谷中(台東区)のお寺が発行しているネコの御朱印などをアップしています。旧作では、同人誌専門印刷会社「しまや出版」のネコ社員の気ままな勤務風景、毎日が「猫の日」のようなエジプトのネコ事情をご覧いただけます。熊猫(パンダ)の動画もお楽しみください。

保護猫カフェの動画

 ※東京新聞チャンネルのネコ動画はこちらから

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