ウクライナに初の武器供与決定 EU、ロシアに追加制裁も...領空封鎖で航空便に影響か

2022年2月28日 11時30分
EUのフォンデアライエン欧州委員長(AP)

EUのフォンデアライエン欧州委員長(AP)

 【パリ=谷悠己】欧州連合(EU)は27日、オンライン形式の緊急外相会合を開き、ウクライナに侵攻したロシアに対し、領空封鎖などの新たな制裁措置と、ウクライナ軍への武器供与のための資金4億5000万ユーロ(約580億円)を提供することで合意した。
 EU欧州委員会によると、EUが紛争地域に武器供与のため資金提供するのは初めて。フォンデアライエン欧州委員長は「EUにとって非常に重要な出来事だ」と語った。ウクライナ側の要求に応え、加盟国が戦闘機を供給することでも合意した。
 EUはこのほか、「偽情報を拡散している」としてロシアの一部国有メディアの域内での活動も禁止。ロシアの航空機に対する域内の領空封鎖も確認した。ロシアも対抗措置としてEU機の領空通過の禁止を決めた。このため、欧州―アジア間の航空便運航に大きな影響が出そうだ。
 EUは「ロシア軍のウクライナ侵攻を支援している」としてベラルーシに対しても、たばこや木材、鉄鋼など同国の外貨獲得の中心となっている産品のEU域内への輸出を禁止するなどの追加制裁措置を発表した。

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