ルノー、VWからCEO 7月就任

2020年1月29日 16時00分

ルカ・デメオ氏=ロイター・共同

 【パリ=共同】日産自動車と企業連合を組むフランス自動車大手ルノーは二十八日、取締役会を開き、新たな最高経営責任者(CEO)に、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下のスペインのセアトで社長を務めていたルカ・デメオ氏(52)を指名した。七月一日に就任する。
 ルノーは昨年十月にカルロス・ゴーン前会長体制下でナンバー2だったティエリー・ボロレCEOを解任し、後任選びを進めていた。ジャンドミニク・スナール会長は声明で「新たな経営体制となることを喜んでいる。ルノーと(日産、三菱自動車との)連合にとり、決定的な節目となる」と強調した。
 日産自動車の内田誠社長兼CEOは二十九日、「デメオ氏の選任を歓迎する。(日産とルノー)双方の利益ある成長に向けて仕事ができることを楽しみにしている」とのコメントを出した。
 デメオ氏は七日付でセアトの社長を辞任し、有力候補とみられていた。ただフランス紙フィガロによると、VWとの契約で同業他社への転職に制限がかかっており、直ちに就任できない。約五カ月後の就任まで、クロチルド・デルボス暫定CEOが職務を続ける。この日の取締役会は七月からデルボス氏が副CEOとなることも決めた。デメオ氏はイタリア人。

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