<新型コロナ>東京で夜間繁華街の人出が増加、感染力強い亜型も確認…専門家、歓送迎会シーズンに警戒感

2022年3月3日 20時59分
渋谷スクランブル交差点のネオン

渋谷スクランブル交差点のネオン

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議が3日開かれ、夜間に繁華街に繰り出す人の数が2週連続で増加していることが報告された。人との接触機会が増える卒業式や歓送迎会シーズンを迎える中、感染力が強いとされるオミクロン株の亜型「BA・2」の疑い例も引き続き確認された。6日が期限のまん延防止等重点措置は21日までの延長が決まり、都は感染再拡大に警戒を促した。
 夜間の繁華街では飲酒して大声で話したりマスクを外したりする場面が多くなるとして、都は感染リスクが高いとみている。新宿や渋谷、六本木など6地点の夜間滞留人口は、重点措置が都に適用された1月21日ごろから下がっていたが、新規感染者数がピークを迎えた直後の2月13日の週に増加に転じ、さらにその後の2週間も増加が続く。
 都医学総合研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長は「ここで夜間滞留人口が増え続けるとリバウンドに向かう可能性が高い」と指摘し、長時間や大人数での会食などを避ける必要性を強調した。
 都内では今週に入り、新規感染者数が前の週の同じ曜日を上回る日が目立つ。オミクロン株の亜型の疑い例は新たに2件確認され、検査したコロナ感染者90人の2.2%に当たる。
 小池百合子都知事は会議後の報道陣の取材に「オミクロン株を抑え込むために、混雑する時間や場所を避けて行動してほしい」と呼び掛けた。(加藤健太)

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