ロシアのクラスター爆弾使用を報告 NATO緊急外相会合 飛行禁止区域設定は拒否「苦渋の決断」

2022年3月5日 10時38分
クラスター爆弾(資料写真、AP)

クラスター爆弾(資料写真、AP)

 【ロンドン=加藤美喜】北大西洋条約機構(NATO)は4日、ロシアによるウクライナ攻撃の激化を受けてブリュッセルで緊急外相会合を開いた。ストルテンベルグ事務総長は会合後の記者会見で、ロシアによるウクライナ国内の原発への攻撃を「無謀な行為」と非難。ロシアによるクラスター爆弾の使用や国際法違反となる他の種類の兵器使用も報告を受けているとし、「国際刑事裁判所(ICC)の捜査開始を歓迎する」と述べた。
 一方、会合ではウクライナが求めていた飛行禁止区域の設定はしないことで合意。軍部隊もウクライナ国内に派遣しないことで一致した。ストルテンベルグ氏は「飛行禁止区域を設定すればロシア機を撃墜することになる。欧州での全面戦争に発展し、より多数の人的被害が生じる」と指摘。「苦渋の決断だ」と述べた。

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