ウィシュマ・サンダマリさん死亡から1年 入管施設での処遇改善求めるデモ全国で

2022年3月6日 23時02分
 名古屋出入国在留管理局に収容中のスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん=当時33=が亡くなって1年となった6日、東京や名古屋など全国各地で、入管収容施設での処遇改善などを求めるデモが行われた。

ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなって1年となり、入管収容施設での処遇改善などを求めデモ行進する大勢の人たち=東京都港区で

 「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」が主催。この日は計約600人が参加したという。
 東京では6日午後3時すぎ、港区の品川北ふ頭公園で支援者や外国人ら約300人が1分間黙とう。「長期収容をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、東京出入国在留管理局(港区)を1周した。
 その後の集会で「仮放免者等の在留資格を求める日本人配偶者の会」のメンバーなおみさん(49)は、交際10年を経てスリランカ人男性と結婚して6年経過したが、いまだ配偶者ビザも難民ビザも出ず、「一日も早くビザが出るよう協力してほしい」と訴えた。

ウィシュマ・サンダマリさんの一周忌で献花する妹ポールニマさん=6日、愛知県愛西市の明通寺で

 支援団体「BOND」のメンバーで上智大2年加納茜さん(20)は「報道などで入管問題への認識は広がったが、これを風化させてはいけない。ウィシュマさんのことを忘れない」と力を込めた。(望月衣塑子)

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