小池百合子都知事が神宮外苑の樹木伐採を容認 「創建の趣旨にかなう」 事業者の開発計画を評価

2022年3月9日 21時30分
約1000本の樹木を伐採する計画がある神宮外苑の再開発エリア(東京都新宿区)

約1000本の樹木を伐採する計画がある神宮外苑の再開発エリア(東京都新宿区)

 約1000本の樹木の伐採を伴う東京・明治神宮外苑地区の再開発計画を巡り、小池百合子都知事は9日の都議会で、「新たな神宮外苑として、次の世代につなげていくことは創建の趣旨にかなう」と述べ、計画を進める考えを示した。
 予算委員会で原田暁氏(共産)の質問に答えた。計画は、都都市計画審議会で2月9日に承認された。だが今月2日、「神宮外苑の樹木は守られるべき都市遺産だ」などと計画見直しを求める5万人以上のオンライン署名が都に提出されていた。
 小池知事は「民間事業者は先人の思いや歴史にも思いをはせながら、1本1本の樹木を大切に扱い、樹木の状態などの詳細な調査を行って極力保存または移植をし、事業を進めることとしている」と述べた。
 計画は神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替え、周辺にオフィスや商業施設の入る高さ185~190メートルのビル2棟などを建設し、新たに緑地も設ける。(土門哲雄)

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