藤橋ミラクル勝利!!決勝へ ミカサ杯第37回東京都小学生バレーボール教育大会

2019年2月28日 02時00分
 ミカサ杯第37回東京都小学生バレーボール教育大会(都バレーボール協会、都小学生バレーボール連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)が23日、東京・町田市総合体育館で開幕した。大会には男子12、女子48、男女混合4チームが出場。女子は4ブロックに分かれ、それぞれ頂点を目指す。23、24の両日に同体育館などで熱戦が繰り広げられ、男子はベスト4、女子の各ブロックと男女混合は決勝進出チームが決まった。決勝は3月10日に板橋区の小豆沢体育館で行われる。 (竹下陽二)

---------女子の部----------

ミラクル逆転劇で女子Bブロック決勝進出を決めた藤橋(竹下陽二撮影)

 ノーシードの藤橋JVC(青梅)の勢いが止まらない。シードチームを連破して、Bブロック決勝にコマを進めた。
 23日の1回戦でスマイルスターズ(葛飾)を破ると、翌24日の2回戦では、第1シードのMIRACLE・FVC(府中)を撃破。さらに、続く準決勝では、第2シードの中島根ジュニア(足立)を土壇場で逆転するミラクル劇だ。
 まさに、死闘だった。第1セットを21-23で落とすと、第2セットは盛り返し、21-18でタイに。15点勝負の第3セットでは序盤優勢に進めたが、中島根に逆襲され、9-13と崖っぷちに立たされた。しかし、ここから脅威の粘りを見せ、16-14の劇的勝利。
 試合中に大きな声でゲキを飛ばし続けた闘将・青山良二監督は「もう、技術うんぬんではなかった。気持ちと気持ちの勝負でした。正直9-13になった時に心は折れかけていました。キャンプテンがよく決めてくれた」と勝利を決めたサービスエースの安達紗恵主将をたたえた。140センチと小柄な体でチームを引っ張った安達主将は「もう、ダメかと思ったけど。最後にキャプテンの仕事ができました」と声の出し過ぎでかすれた声で話し、会心の笑みを浮かべていた。

作戦ズバリ!! 駒沢JVC

 ○…女子Aブロック第2シードの駒沢JVC(世田谷)は作戦勝ちで決勝進出。準決勝で、2回戦で第1シード全千寿JVC(足立)を破って波に乗るHIGASHI JVC(八王子)と対戦。第1セットを13-21と落としたものの、第2セットからサーブで狙うコースを変えると、相手デフェンスが混乱。2、3セット目をあっさり連取。百戦錬磨の塩田三郎監督は「サーブで崩して、チャンスを作って打つ。うちには、それしかない」と“IDバレー”がズバリ的中して満面の笑み。

ARS激戦制す

 ○…女子Aブロック第1シードのARS(町田)も激戦を制し、決勝進出。武蔵ラビット(武蔵村山)との準決勝では、いきなり、第1セットを落とし、崖っぷちに。しかし、第2セットを24-22で競り勝つと、第3セットもモノにした。得点が入るたびにガッツポーズを繰り出し選手を鼓舞し続けた渡辺康彦監督は「今年のメンバーは全員、都大会初出場。緊張もあったはずだけど、よくやってくれました。気持ちが出ていた」と目を細めていた。

初出場で健闘

Drop健闘も及ばず

粘りを見せたが初陣を飾れなかったDrop

 初出場チームが大健闘。コート上をさわやかな風が吹き抜けた。
 まずは、Drop JYVC(練馬)の黄色のユニホームが躍動。松江小(江戸川)相手にはつらつとした戦いぶりを見せた。第1セットは20-22で落としたものの、第2セットは逆襲に転じタイに。第3セットは手に汗握る展開も、12-15で力尽きた。
 杉山貴子監督は「この試合を最後に引っ越す子がいて、少しでも長く、みんなと一緒にプレーできればと思っていたのですが…」と唇をかんだ。杉山倖主将も「もっと、ボールをつなげれば良かったのですが…」と悔しさをにじませた。

Dreamsも初戦突破ならず

 もう一つの初出場チーム、Dreams JVC(大田)は小日向エンジェルス(文京)にストレート負け。それでも、ひたむきなプレーがキラリと光った。矢吹三枝監督は「緊張して、普段通りの声も出ず、動きも悪かった。でも、うちは3、4年生が多く、伸びしろがある。この経験を今後に生かしたい」とキッパリ。唯一の5年生でチームを引っ張った中村里佳主将は「負けて悔しい。また、頑張ります」と前を向いた。

----------男子の部----------

東京杉一貫禄4強!!

予選トップ通過の東京杉一クラブ(奥)。3年ぶりの優勝に向け好発進した

 ○…男子の第1シード、東京杉一クラブ(杉並)が1回戦を勝ち上がってきた調布大塚クラブ(大田)にストレート勝ち。貫禄を見せつけ、ベスト4に進出した。「相手チームは、前回、苦戦したチーム。それだけに、1点にこだわり、ガッチリやらなくちゃと選手にも伝えていた。今年のチームはポテンシャルはあります」と宇賀田眞一監督は手応えを感じていた。

声高らかに!! 

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開会式で選手宣誓する東金町・岡田君(右)と駒沢・鈴木さん

 ○…開幕式では、東金町ビーバーズ(葛飾)の岡田健太郎君=写真(右)=と駒沢JVC(世田谷)の鈴木琴子さん=同(左)=が選手宣誓。岡田君が「ボク達はコートを元気いっぱいに駆け回ります」と言うと、鈴木さんも「私たちは思いっきりの笑顔で輝きます」とキッパリ。最後は2人が声をそろえて「出場できたことを誇りに思い、バレーボールで多くの友達ができたことに感謝し、この大会で力いっぱいプレーをし、多くの思い出を作ることを誓います」と声高らかに誓った。

---------- 初日、2日目の結果 ----------

 ◇男子
 ▽1回戦
調布大塚クラブ2-0スマイルスターズ
(大田) (葛飾) 
立会アタッカーズVBC2-0大島中央デビルス
(品川) (江東) 
小岩クラブ2-1ブルーライトニング
(江戸川) (江東) 
駒沢JVC2-0若葉ビクトリー
(世田谷) (板橋) 
 ▽2回戦
東京杉一クラブ2-0調布大塚クラブ
(杉並)
立会アタッカーズVBC2-0藤橋JVC
 (青梅) 
東金町ビーバーズ2-0小岩クラブ
(葛飾)
上野エンジェルス2-0駒沢JVC
(台東)
 ◇女子Aブロック
 ▽1回戦
HIGASHI・JVC2-0太子堂VC
(八王子) (世田谷)
小日向エンジェルス2-0DreamsJVC
(文京) (大田) 
府ロクJVC2-1鶴川ウイングス
(府中) (町田) 
弥生第一スポーツ少年団2-0船橋VC
(足立) (世田谷)
 ▽2回戦
HIGASHI・JVC2-0全千寿JVC
 (足立) 
駒沢JVC2-0小日向エンジェルス
(世田谷)
武蔵ラビット2-0府ロクJVC
(武蔵村山)
ARS2-0弥生第一スポーツ少年団
(町田)
 ▽準決勝
駒沢JVC2-1HIGASHI・JVC
ARS2-1武蔵ラビット
 ◇同Bブロック
 ▽1回戦
ライディーン2-0町田レッドスターズ
(文京) (町田) 
松江小クラブJr.2-1DropJYVC
(江戸川) (練馬) 
WING82-0日野アテネ
(府中) (日野) 
藤橋JVC2-0スマイルスターズ
(青梅) (葛飾) 
 ▽2回戦
あおいクラブ2-0ライディーン
(板橋)
調布大塚クラブ2-1松江小クラブJr.
(大田)
中島根ジュニア2-0WING8
(足立)
藤橋JVC2-0MIRACLE・FVC
 (府中) 
 ▽準決勝
あおいクラブ2-0調布大塚クラブ
藤橋JVC2-1中島根ジュニア
 ◇同Cブロック
 ▽1回戦
三砂ジュニア2-0東一VC
(江東) (大田) 
瑞光VC2-1立会アタッカーズVBC
(荒川) (品川) 
新宿柏木スポーツ少年団2-0数矢小VB同好会
(新宿) (江東) 
萩中VC2-0上野エンジェルス
(大田) (台東) 
 ▽2回戦
鷹番JVC2-0三砂ジュニア
(目黒)
池袋JVC2-0瑞光VC
(豊島)
TeamLEGO2-0新宿柏木スポーツ少年団
(江戸川)
コスモスJr.2-0萩中VC
(福生)
 ▽準決勝
鷹番JVC2-0池袋JVC
TeamLEGO2-0コスモスJr.
 ◇同Dブロック
 ▽1回戦
ひまわりVC2-0大西JVC
(江戸川) (練馬) 
東JVC2-0羽村さくらクラブ
(江戸川) (羽村) 
金富ジュニア2-1ジュニアエイト
(文京) (稲城) 
狛江セブン2-1東金町ビーバーズ
(狛江) (葛飾) 
 ▽2回戦
ひまわりVC2-0小岩クラブ
 (江戸川)
東JVC2-0ポピンズ
 (稲城) 
かるがもクラブ2-1金富ジュニア
(調布)
NEW ASAMADAI2-1狛江セブン
(品川)
 ▽準決勝
ひまわりVC2-0東JVC
NEW ASAMADAI2-0かるがもクラブ
 ◇男女混合
 ▽1回戦
相生JVC2-0町田falcon’s
(大田) (町田) 
南葛西スリーファイヤーズ2-0薫スターズ
(江戸川) (西東京)

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