武蔵大映研 練馬の中学校で撮影指導 映像制作で思い出共有

2022年3月12日 07時04分

生徒の動きを確認する映画研究会のメンバー=練馬区で

 コロナ禍で学校の文化祭や修学旅行が中止になっている。子どもたちに学校の思い出になる体験をしてほしい。武蔵大(練馬区)の映画研究会が地域の中高生に短編映像を撮ってもらうプロジェクトを始めた。(砂上麻子)
 七日、区立開進第二中学校で十数人の生徒たちが映像の撮影を体験した。卒業を間近に控えた主人公が学校を訪れ、友人たちと学校生活を振り返る内容だ。
 図書室や美術室、体育館などで撮影した。「もう少しゆっくり入ってこようか」。武蔵大二年でプロジェクト代表の石田瑞樹さん(20)が生徒に具体的な動きを指示する。主人公を演じた中学二年、鈴木紬弘(つむぐ)さん(14)は「関わっている人が多くて緊張したけど、スタッフのサポートでリラックスできました」と笑顔を見せた。
 学校紹介になる三分ほどの映像制作。石田さんがプロジェクトの内容を大学近隣の中学、高校に提案し、開進第二中が手を挙げた。
 同中は、運動会を学年別で行い、合唱コンクールは中止した。鈴木さんは「できないことが多かったけど今日は新しい経験ができました」と喜んでいた。石田さんは「私たちの活動を知り、中学生や高校生の思い出づくりに貢献したいという団体や個人が増えてくれるとうれしい」と話す。映像は同中のホームページで公開する予定。

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