ウクライナ侵攻に抗議活動 人形を手に「反戦」 しろたにさん「銃より楽器を持って」

2022年3月12日 07時05分

人形を手にロシアへの抗議とウクライナ支援を呼びかけるしろたにまもるさん(左)ら=JR川崎駅自由通路で

 川崎市の腹話術愛好家らは十一日、JR川崎駅自由通路でロシアによるウクライナ侵攻への抗議活動を行った。「人形も黙ってはいられない」と反戦のメッセージを掲げ、人形を手に道行く人にウクライナ支援を呼びかけた。
 「いてもたってもいられない」と、愛好家サークル「腹話術の会きずな」を主宰する腹話術師のしろたにまもるさん(81)=幸区=が思い立ち、市民有志六人と四体の人形が集結した。
 しろたにさんは相棒の「ゴローちゃん」を手に「銃や爆弾で、決して世界は守れない。ロシアは演劇でも名だたる芸術の国なのだから、銃の代わりに楽器を持つべきだよ」と非難した。
 着物姿の人形「晴田彦」と共に参加した多摩区の増岡俊晴さん(65)は「核兵器で国際社会を脅すプーチン氏は卑劣。3・11にウクライナの平和のため、何か自分にできないかと思い、駆けつけた」と話した。
 道行く人から、次々とウクライナ支援のためのカンパが寄せられた。川崎区の園田麻利子さん(69)は「子どもたちが家族と離ればなれになってかわいそう。戦争が早く終わるよう願っています」と涙ぐんだ。
 抗議行動は十二日午後二時にも、同じ場所で行われる。カンパは全額、国連児童基金(ユニセフ)を通じてウクライナ支援に充てるという。(安藤恭子)

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