独自商品販売で得た利益を国立市に寄付 都立第五商業高校の生徒ら

2022年3月13日 06時49分

販売利益を寄付した都立第五商業高の生徒ら=国立市で

 授業の一環で独自のメークブラシを開発し、オンラインなどで販売してきた都立第五商業高校(国立市)の生徒たちが、販売で得た利益の十四万円を市に寄付した。
 同高ビジネス科三年の五人は昨秋、用途に合わせて筆先を選べるメークブラシを考案。お互いのイニシャルからブランド名を「MIRY(美麗(みれい))」と名付け、JR国立駅構内やオンライン上などで一本千二百円前後で販売してきた。これまでに四百五十本を売り上げ、十四万円の利益を出した。
 製造を委託した企業の担当者とのやりとりの中で「恩を受けた人に返すより社会に返せば、世の中を良くする」と教わり、販売利益を市へ寄付して地域に貢献しようと決めていた。ブラシは市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。
 五人は三日、市役所で永見理夫市長に寄付金の目録を手渡し、感謝状を受け取った。卒業後は市内で就職するチーム代表の井手真綾(まあや)さんは「物を売る上で必要なプロセスや努力を知った。商品一つ一つの後ろにいる作り手を感じながら働きたい」と話した。市は今後寄付金の活用方法を検討する。(佐々木香理)

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